Hillerød Station

フレデリスクボー城最寄駅、Hillerød Stationの改札画像です。

駅名標。コペンハーゲンから北に約40kmの位置にある街・Hillerød(ヒレレズ)の玄関口である。デンマーク国鉄が運行するコペンハーゲン近郊電車S-togは当駅まで乗り入れる。このほか、Lokaltogが運行するローカル線が3路線乗り入れる。
駅舎。欧州の駅らしく、レンガ造りの洋風デザインが特徴的である。
駅舎内部の様子。待合室となっており、テナントとしてセブイレが入居している。
駅舎内部の様子。セブイレのほか、ベーカリーが1店舗入居している。日本の駅と違い、壁に沿うようにベンチが僅かに設置されているのみで、座って列車を待つことは難しい。
欧州の駅には改札がなく、ホームへダイレクトに行くことができる駅が多いが、当駅も例によって改札なしの構造となっており、駅舎はあくまでも売店と待合室としての機能のみを備える。
コペンハーゲン近郊電車S-togの乗り場は頭端式ホームとなっている。コペンハーゲン方面への列車は概ね10分おきに発車しており、中央駅までの所要時間は約50分である。
Lokaltogが運行する3路線のホームも頭端式となっており、S-togのホームと向かい合うように位置している。Lokaltog(日本語でローカル列車の意味)の社名の通り、3路線いずれも非電化であり、本数も1時間に1本程度の運行である。

Helsingør Station

世界遺産・クロンボー城最寄駅、Helsingør Stationの改札画像です。

駅名標。当駅は世界遺産クロンボー城のある街として知られるHelsingørに位置する。当駅には3路線が乗り入れ、うち1路線は電化されており、コペンハーゲンへの直通列車が乗り入れるが、残り2路線は非電化のローカル線である。
駅舎。欧州らしい、レンガ造りの趣ある駅舎となっている。お城のような外観をしている。
駅舎内部。比較的小ぢんまりとしており、シャンデリアが美しい。ホームへは階段を上がる必要がある。
駅舎内には7-ELEVENが入っている。
ホームは頭端式3面3線となっている。コペンハーゲンへの列車はデンマークとスウェーデンを結ぶØresundstågが概ね20分間隔で運行されており、スウェーデンへ直通する列車も多い。
非電化のローカル線のうち1線は、路面電車のように街中を通過している。
当駅前にも線路があり、時折列車が通過する様子を見ることができる。非電化であるためこの車両はディーゼルカーであるが、日本のディーゼルカーとはデザインがかなり異なり、路面電車然とした車両デザインとなっている。
当駅が立地するHelsingørは、バルト海を挟んでスウェーデンのHelsingborgと向かい合っており、その距離は10km足らずである。当駅付近にはフェリー乗り場があり、乗船すると約20分で対岸のスウェーデン・Helsingborgに着くことが出来る。
港から見た船着場と駅の様子。先述の通り、当駅に乗り入れる列車はスウェーデン直通であるため、列車によってはHelsingborgまで直通するものもある。しかし、船で20分のところ、列車ではバルト海を大回りするため3時間程度要する。Helsingborgへの往来は、フェリーが圧倒的に有利である。

Copenhagen Airport Station

コペンハーゲン空港の最寄駅、Copenhagen Airport Stationの改札画像です。

駅名標。当駅にはデンマーク国鉄とコペンハーゲン地下鉄が乗り入れる。駅名標はデンマーク語表記のみとなっている。
駅舎。当駅はコペンハーゲン空港の第3ターミナルビルに隣接しているため、空港の第3ターミナルビルが実質的な駅舎と言えるだろう。
デンマーク国鉄のホーム入口付近には切符売り場が存在する。
欧州の駅に特徴的であるが、当駅にも改札は存在しないため、ホームへはダイレクトに行くことができる。画像は1番線への入口である。1番線からはコペンハーゲンの対岸にあたるスウェーデンのマルメ中央駅方面へ向かう列車が発着する。
2番線入口の様子。コペンハーゲン中央駅方面へ向かう列車が発着する。
デンマーク国鉄のホームは相対式2面2線となっており、地下にホームがある。当駅を発着する列車はØresundståg(オーレスン線)というデンマークとスウェーデンを結ぶ列車であり、マルメ中央駅方面へ向かう列車は当駅を発車するとオーレ海峡をトンネルでくぐりスウェーデンへと入る。
ホーム入口付近にはICカード乗車券Rejsekort(ガイセコート)用のリーダーが設置されている。
一方、当駅にはコペンハーゲンメトロのM2線も乗り入れる。コペンハーゲンメトロの駅入口は一見すると普通のガラス張りの通路となっており、駅入口のようには見えない。
地下鉄ホームは島式1面2線の高架駅となっている。コペンハーゲンメトロM2線は当駅が終着駅である。また、国鉄が地下ホームなのに対し、メトロは高架ホームとなっており、あべこべになっている。
地下鉄ホームから空港ターミナル方面を望む

Copenhagen Central Station

デンマークの首都・コペンハーゲンのターミナル、コペンハーゲン中央の改札画像です。

駅名標。当駅はデンマークの首都・コペンハーゲンにおいて最も大規模なターミナル駅である。当駅には主要都市を結ぶインターシティや、スウェーデンとデンマークを結ぶØresundståg、近郊電車であるS-tog(エストー)など様々な列車が乗り入れる。コペンハーゲン空港(CPH)にも電車で行くことができ、所要時間15分程度である。
駅舎。欧州らしいレンガ造りの洋風の駅舎は、1911年に建設されたもので築100年以上の歴史を有する。
駅舎に隣接してデンマーク国鉄(DSB)などが入居する建物があり、こちらも駅舎同様レンガ造りの趣ある建物である。
駅舎入口。欧州の駅に特徴的であるが、当駅には改札は存在しない。
駅舎内部。屋根はアーチ状の構造となっており、天井の高い広々とした空間となっている。駅舎内部には店舗が複数ある。
天井からはお洒落なデザインのシャンデリアも吊るされている。
前述の通り、当駅には改札口はないが、ホーム上にはデンマークのICカード”Rejsekort”用の読み取り機が設置されている。改札口が無いからと言って、有効な乗車券を持たずに乗ると、検札時に高額な罰金が科されるため注意。
ホームの様子。ホームにはアーチ状の大屋根が架けられている。
ホームの様子。美しいアーチ状の屋根は日本では見かけることのないものであり、異国情緒が感じられる。
ホームは7面14線あり、非常に大規模なターミナル駅である。
ホーム状には謎の白い小屋があるが、こちらもホーム屋根や駅舎同様趣ある雰囲気が感じられる。
コペンハーゲン近郊列車のS-tog(エストー)。赤い車体が特徴。デンマーク国鉄はJR北海道と提携していることで知られるが、この車両はJR北海道の車両の内装デザインのモチーフとなった車両のようである。
コペンハーゲンはエーレ海峡を挟んでスウェーデンのマルメーと隣接しており、近郊列車のØresundstågが両都市間を結んでいる。コペンハーゲン空港へも、このØresundstågに乗車する必要がある。
コペンハーゲンを代表する観光地・チボリ公園は当駅の目の前に位置している。チボリ公園はウォルト・ディズニーがディズニーランドの参考にしたとされる老舗の遊園地で、園内には様々なアトラクションが設けられている。