新千歳空港駅

千歳線の駅、新千歳空港の改札画像です。

駅名標。当駅は北海道の空の玄関口である新千歳空港の最寄駅である。当駅には、主に札幌・小樽方面に向かう快速エアポートが発着する。函館・釧路方面へは隣の南千歳で、旭川方面へは札幌での乗換が必要である。駅番号は当駅専用の”AP”が付番されており、千歳線本線からの続番となっている。
駅入口。当駅には駅舎はなく、新千歳空港国内線旅客ターミナルに直結する地下駅となっている。
改札口。空港最寄駅のため大型の荷物を持った乗客が多いが、幅広型の改札機は導入されていない。当駅の利用者数はJR北海道全体で札幌駅に次ぐ第2位となっている。インバウンド客の増加に伴い2018年に大規模リニューアルがなされ、北海道の風景を映し出すモニターが設置された。
リニューアル前の改札口。以前の駅構内はデンマーク国鉄との提携関係によるデンマーク風のデザインとなっていた。
きっぷ売り場の様子。指定席券売機・自動券売機ともに多数設置されている
当駅にはみどりの窓口があるほか、北海道の玄関口としてツアーカウンターや訪日外国人旅行者向けのインフォメーションカウンターも設けられている。
みどりの窓口横にも自動券売機が多数設置されている
当駅の待合スペース。北海道を代表する樹木である「白樺」をあしらったデザインとなっている。
改札口前には北海道全道の地図を同縮尺の本州と重ねた地図が設置されており、北海道の広さを体感することができる。例えば、函館ー釧路の距離は大阪ー東京の距離と同程度であることが地図から読み取れる。
改札内コンコースに設置されたモニターの様子。道外から飛行機で北海道を訪れ、列車での移動をする際に最初に目に入る場所であるためか、「ようこそ北海道へ」と歓迎のメッセージが表示される。
そのほか、モニターには四季折々の美しい北海道の風景も映し出される。
ホームは改札口・コンコースよりさらに下にあり、階段・エスカレーター・エレベーターで結ばれる。
ホーム札幌寄りはエスカレーターのみの設置となっている。
ホームは島式1面2線となっており、JR北海道唯一の地下駅である。1番のりば・2番のりばから交互に列車が発着し、常にどちらかのホームに列車が停車していることが多い。なお、JR北海道の経営改善策の1つとして、千歳線本線・石勝線を当駅経由とし、室蘭・帯広方面への特急を乗り入れさせる構想もあるが、実現にはホームの増設・拡幅が不可欠とされている。
千歳線空港支線の線路は当駅ホームのすぐ先で行き止まりになっている。この先が苫小牧・室蘭・帯広方面へ繋がる未来はあるのだろうか。将来の姿が楽しみである。

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所在地:北海道千歳市
乗入路線
千歳線(支線)

平和駅

千歳線の駅、平和の改札画像です。

駅名標。当駅の吊り下げ式駅名標はJR西日本の駅名標に似たデザインとなっている。
自立式駅名標
当駅にはホーロー駅名標は設置されておらず、サッポロビールの広告入りのホーローではない縦型駅名標が設置されている。
駅舎。小ぢんまりとした駅舎がホーム上に設置されている。
駅舎は階段およびエレベーターで自由通路と連絡している。
当駅駅舎に取り付けられた駅名表記は国鉄風の立体文字となっている。
改札口。Kitaca等の交通系IC対応の簡易改札機が設置されている。
改札機更新前の改札口(2013年8月取材)。以前はIC専用、切符専用の簡易改札機がそれぞれ別に設けられていた。
当駅にはみどりの窓口があるほか、自動券売機が1台設置されている。
駅舎内部の様子
ホームは島式1面2線となっている。当駅は千歳線と函館本線の線路が並走する区間に位置するが、函館本線にはホームが設けられておらず、千歳線の列車のみが停車する。

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所在地:札幌市白石区
乗入路線
千歳線

北広島駅

千歳線の駅、北広島の改札画像です。

駅名標。JR西日本の駅名標に似たデザインとなっている。当駅は快速エアポートが停車する。
当駅にはホーロー縦型駅名標が設置されている。
駅舎。当駅は橋上駅舎となっている。
改札口。有人駅であり自動改札機が設置されている。当駅はJR北海道管内で第9位の利用者数を誇る。
当駅にはみどりの窓口および話せる券売機が設置されている。
当駅には自動券売機が4台設置されている。
当駅に設置されている待合スペースの様子
当駅の自由通路の屋根はアーチ状となっており、開閉可能な構造となっている。
ホームは2面4線となっており、当駅で快速エアポートと普通列車の緩急接続が行われることが多い。

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所在地:北海道北広島市
乗入路線
千歳線

苗穂駅

函館本線の駅、苗穂の改札画像です。

駅名標。当駅は函館本線の駅であるが、隣の白石駅で分岐する千歳線の列車も乗り入れる。なお、駅番号はHで始まる千歳線の駅番号のみが付番されている。
当駅には北海道内でよく見られるホーロー駅名標に「似せた」デザインの、ホーローではない縦型駅名標が設置されている。広告部分は「サッポロビール園」の広告となっている。
広告部分がサッポロビール博物館となった縦型駅名標も設置されている。
駅舎。2018年に自由通路併設の橋上駅舎に改築がなされた。改築にあたり、当駅は300m程札幌寄りに移設された。
改札口。有人駅となっており、Kitaca等の交通系IC対応の自動改札機が設置されている。
当駅にはみどりの窓口および話せる券売機、自動券売機が設置されている。
改札内コンコースの様子。洗練された内装となっている。
ホームは2面4線となっており、外側2線から函館本線の列車が、内側2線から千歳線の列車が発着する。
当駅に隣接してJR北海道の苗穂工場が設けられており、道内で使用される車両の改造や解体等を行なっている。

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所在地:札幌市東区
乗入路線
函館本線
千歳線)

白石駅

函館本線・千歳線の駅、白石の改札画像です。

駅名標。当駅は函館本線・千歳線が乗り入れ、千歳線は当駅が終点である。但し、千歳線の列車は全列車が函館本線札幌駅まで乗り入れる。札幌市営地下鉄東西線にも白石駅があるが、当駅からは約2km離れており、乗換には不向きである。東西線への乗り換えには新札幌駅を利用しよう。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。ホーローにも札幌市内の駅であることを示す[札]マークが入ることが特徴的である。
駅舎。2011年に使用開始された新しい橋上駅舎であり、黒と茶色の2色が使用されたシックな外観が特徴的である。
改札口。Kitaca等の交通系IC対応の自動改札機が設置されている。
当駅にはみどりの窓口が設けられているほか、指定席券売機・自動券売機が1台ずつ設置されている。
駅舎出入口付近の様子。JR北海道とデンマーク国鉄が提携関係にあるためか、北欧テイストなインテリアデザインとなっている。
改札外コンコースの様子。明かり取りの窓が広く設けられており、日照時間の短い冬季でも明るく開放的な空間となっている。
改札内コンコースの様子。エレベーターの色合いは青+黄色のスウェーデンカラーであり、IKEAっぽさが感じられる。
ホームは2面4線となっている。札幌ー当駅間は複々線区間であり、外側2線を函館本線、内側2線を千歳線が使用し、函館本線・千歳線ともにそれぞれ専用の複線線路を有している。

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所在地:札幌市白石区
乗入路線
函館本線
千歳線