西佐川駅

土讃線の駅、西佐川の改札画像です。

駅名標。当駅は佐川駅の1駅高知寄りに位置するが、当駅付近では土讃線は南北に走行しており、佐川駅から見ると当駅は北西方向に位置している。
駅舎。アーチ状の庇が特徴的な木造駅舎は佐川町が管理しており、佐川町の手によって耐震工事等が実施された。
駅舎に掲げられた1種駅名標は国鉄っぽい立体文字となっている。
改札口。当駅は佐川町による業務委託が行われているが、集改札は特に行われておらず、無人駅同然の扱いとなっている。
佐川町への駅舎譲渡に伴い駅舎内は改装され、かつて駅事務室として使用されていたスペースは仁淀ブルー観光協議会の事務所となっている。
駅舎内には待合スペースと便所が設けられている。便所は佐川町による改修で美しく使い勝手が良くなったようだ。
ホームは2面3線となっており、列車の行き違いが可能となっている。中線である2番線が一線スルー式の本線であり、特急列車の通過に使用しているようである。普通列車は1番・3番のりばから発着する。
ホーム間の移動は跨線橋にて行う。なお、当駅は1997年冬季の青春18きっぷポスターにロケ地として使用され、この跨線橋が写っているようである。
跨線橋には須崎・窪川方面は橋を渡るよう案内する看板が設置されている
跨線橋内階段付近の様子
跨線橋内の様子。壁は木造となっていることがわかる
当駅の駅舎は西側にのみ設けられているが、東側への連絡跨線橋が後付けで建設された結果、現在では東側からも出入りできるようになっている。
当駅の2番・3番のりばホーム上には待合室が設けられているが、木造の趣ある造りとなっている。
待合室外観は駅舎以上に歴史を感じさせる雰囲気が感じられる
待合室内部の様子。レトロ感が感じられる雰囲気が漂う。
当駅の長い歴史の生き証人である待合室には多数のもじ鉄案件がみられる。
待合室出入口付近には通票時代の看板が残っているが、錆により表示は相当読み難くなっている。
待合室外側には以前方面案内がダイレクトに書かれていたようで、「須崎・中村方面のりば」と書かれていた痕跡が残る。
このほか、待合室には番線標も設置されている。
表示が少し薄くなった番線標
1番のりばにも縦書きの番線標が設置されている。四国では番線の数字を○で囲って①のように表記する例が多くみられる。
跨線橋に設置された2番のりばの番線標
跨線橋に設置された3番のりばの番線標
取材時、当駅に「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」号が運転停車する様子を見ることができ、当駅の歴史ある待合室とものがたり列車のコラボを楽しむことができた。
当駅に侵入する須崎行き普通列車。土讃線では、須崎までは概ね1時間に1本の割合で普通列車が運行されている。

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所在地:高知県高岡郡佐川町
乗入路線
土讃線

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