栗野駅

肥薩線の駅、栗野の改札画像です。 

駅名標。かつては当駅と肥薩おれんじ鉄道の水俣駅とを結ぶ国鉄山野線が分岐していたが1988年に廃線となった。
国鉄スタイルの駅名標も設置されていた。
当駅設置の名所案内看板。文字が擦れており「栗野岳温泉」以外の解読は困難である。
駅舎。鉄筋コンクリート造りの地平駅舎となっている
当駅には簡易委託の窓口があり有人駅であるが、集改札業務は行わないため改札口は存在しない。
かつて使用されていたと思われるラッチ跡が残る。改札ラッチの横には「勝運の鐘」が設置されていた。
前述の通り当駅には出札窓口がある。自動券売機は設置されていないため乗車券類は出札窓口で購入しよう。
駅舎内には「栗太郎館」と呼ばれる観光案内所兼物産販売店が設けられている。
駅舎内には待合室も設けられている。
待合室内の様子。ピアノも置かれている
待合室内の様子
ホームは島式1面2線であり列車の行き違いが可能である。かつては2面3線構造であったようで、駅舎側の1番のりばから山野線が発着していた。
かつて山野線用ホームであった1番のりばは現在使用されておらず、ホームと駅舎を結ぶ通路として利用されている。
かつての山野線用ホームには現在も番線標が残されている。
現在不使用の1番のりばに残る番線標
当駅の立地する湧水町は西郷隆盛ゆかりの地であり、その旨が示された看板が設置されている。
駅付近にはかつての当駅の様子を撮影した写真が展示されており、山野線の分岐駅として発展していた頃の様子を垣間見ることができる。
当駅のすぐ南側には湧水町の町名の由来となった湧水の1つである「丸池湧水」がある。
丸池湧水は名水百選にも指定される水質の良さが特徴であり、湧水町における生活用水や灌漑用の水源としても使用されている。
丸池湧水の敷地内には水汲み場や売店が設けられている。水汲み場では水を汲みに来る地元民の姿がみられる。また、売店では湧水で淹れたコーヒー等の販売を行っている。

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所在地:鹿児島県姶良郡湧水町
乗入路線
肥薩線(えびの高原線)

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