幸福駅 国鉄広尾線の駅、幸福の廃駅画像です。 駅名標。当駅は国鉄広尾線の駅として、1987年まで営業していたが、同線の廃線に伴い廃止となった。駅名の縁起の良さから、駅跡地は観光地化されており、現在も多くの観光客を集める。 当駅の跡地には当時の駅名標をモチーフとした駅名標が複数設置されているが、営業当時から残る駅名標はないものと思われる。この駅名標のフォントは国鉄の丸ゴシックに似せた雰囲気が感じられ、営業当時の駅名標に似せようとした努力が感じられる。 一方、似せようという気が微塵も感じられない駅名標も設置されている。 駅舎。営業当時から残っていそうな雰囲気が感じられるが、実際は老朽化に伴い2013年に改築された新しい駅舎である。改築時には、旧駅舎の部材を再利用するなど、極限まで旧駅舎に似せる努力が行われているようである。 駅舎内外には、当駅を訪れた観光客により、名刺や写真等が所狭しと貼られている。 当駅構内には、板張りのホームと線路、およびディーゼルカーが保存されている。駅周辺は観光地化されているものの、ホーム、線路等は営業当時とほとんど変わらない状態で残されているようである。 板張りホームと単行の気動車、針葉樹の並木が立ち並ぶ光景は北海道らしい雰囲気が感じられるものである。 当駅構内にはディーゼルカーが2両保存されているが、屋外で雨ざらしとなっている割には良好な保存状態となっており、観光地であるがゆえにメンテナンスがきちんとなされていることが伺える。 ————————————— 所在地:北海道帯広市 乗入路線 ■ 広尾線
新千歳空港駅 千歳線の駅、新千歳空港の改札画像です。 駅名標。当駅は北海道の空の玄関口である新千歳空港の最寄駅である。当駅には、主に札幌・小樽方面に向かう快速エアポートが発着する。函館・釧路方面へは隣の南千歳で、旭川方面へは札幌での乗換が必要である。駅番号は当駅専用の”AP”が付番されており、千歳線本線からの続番となっている。 駅入口。当駅には駅舎はなく、新千歳空港国内線旅客ターミナルに直結する地下駅となっている。 改札口。空港最寄駅のため大型の荷物を持った乗客が多いが、幅広型の改札機は導入されていない。当駅の利用者数はJR北海道全体で札幌駅に次ぐ第2位となっている。インバウンド客の増加に伴い2018年に大規模リニューアルがなされ、北海道の風景を映し出すモニターが設置された。 リニューアル前の改札口。以前の駅構内はデンマーク国鉄との提携関係によるデンマーク風のデザインとなっていた。 きっぷ売り場の様子。指定席券売機・自動券売機ともに多数設置されている 当駅にはみどりの窓口があるほか、北海道の玄関口としてツアーカウンターや訪日外国人旅行者向けのインフォメーションカウンターも設けられている。 みどりの窓口横にも自動券売機が多数設置されている 当駅の待合スペース。北海道を代表する樹木である「白樺」をあしらったデザインとなっている。 改札口前には北海道全道の地図を同縮尺の本州と重ねた地図が設置されており、北海道の広さを体感することができる。例えば、函館ー釧路の距離は大阪ー東京の距離と同程度であることが地図から読み取れる。 改札内コンコースに設置されたモニターの様子。道外から飛行機で北海道を訪れ、列車での移動をする際に最初に目に入る場所であるためか、「ようこそ北海道へ」と歓迎のメッセージが表示される。 そのほか、モニターには四季折々の美しい北海道の風景も映し出される。 ホームは改札口・コンコースよりさらに下にあり、階段・エスカレーター・エレベーターで結ばれる。 ホーム札幌寄りはエスカレーターのみの設置となっている。 ホームは島式1面2線となっており、JR北海道唯一の地下駅である。1番のりば・2番のりばから交互に列車が発着し、常にどちらかのホームに列車が停車していることが多い。なお、JR北海道の経営改善策の1つとして、千歳線本線・石勝線を当駅経由とし、室蘭・帯広方面への特急を乗り入れさせる構想もあるが、実現にはホームの増設・拡幅が不可欠とされている。 千歳線空港支線の線路は当駅ホームのすぐ先で行き止まりになっている。この先が苫小牧・室蘭・帯広方面へ繋がる未来はあるのだろうか。将来の姿が楽しみである。 ————————————— 所在地:北海道千歳市 乗入路線 ■ 千歳線(支線)
大通駅 地下鉄3線の交わる駅、大通の改札画像です。 ○駅舎 ○北改札(麻生方面) ○北改札(真駒内方面) ○南改札(麻生方面) ○南改札(真駒内方面) —————————————所在地:札幌市中央区乗入路線■ 地下鉄南北線■ 地下鉄東西線■ 地下鉄東豊線
当別駅 札沼線の駅、当別の改札画像です。 石狩当別駅時代の駅名標。2022年春のダイヤ改正に伴う駅名改称までは旧国名「石狩」がついていた。なお、他の「当別駅」としては、道南いさりび鉄道に渡島当別駅が存在する。 石狩当別駅時代の駅名標。2022年春のダイヤ改正に伴う駅名改称までは旧国名「石狩」がついていた。なお、他の「当別駅」としては、道南いさりび鉄道に渡島当別駅が存在する。 当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されていた。 当駅設置の名所案内看板 駅舎。橋上駅舎となっている。 改札口。Kitaca等の交通系IC対応の自動改札機が2通路設置されている。 以前の改札口の様子。改札機更新前は簡易型自動改札機での対応であった。 きっぷうりばの様子。みどりの窓口があるほか、自動券売機が2台設置されている。 駅舎内部の待合スペースの様子 駅舎に併設して南北自由通路が設けられている。 自由通路内にはステンドグラスが設けられている。 自由通路内には当別町の名所が描かれたステンドグラスが設置されている。 また、自由通路内には伊達氏のモニュメントも設置されている。 ホームは2面3線となっており、列車の行き違い・折り返しが可能である。当駅で札幌方面へ折り返す始発・終着列車も多数存在する。 当駅に停車する折り返し列車 駅前にはフクロウをかたどった当別町の名所案内看板が設置されている。 ————————————– 所在地:北海道石狩郡当別町 乗入路線 ■ 札沼線(学園都市線)