留萌駅

留萌本線の駅、留萌の改札画像です。

駅名標。当駅は留萌本線の終着駅である。以前、留萌本線は増毛駅まで通じていたが、2016年末に当駅ー増毛間が廃止となった。かつては留萌線のほか、羽幌線や天塩炭鉱鉄道、留萌鉄道等も発着するターミナルであったが、現在は留萌線以外は全て廃止になっている。
駅舎。羽幌線廃線前から残る駅舎はターミナルであった名残を感じさせる大きな建物となっている。
改札口。当駅は留萌線の駅では唯一の有人駅となっている。
改札口付近。改札ラッチが設置されていることがわかる。
駅舎内部。当駅にはみどりの窓口があるほか、自動券売機も設置されている。
駅舎内部には待合室が設けられており…
待合室は現在の乗車人員の割りにはかなり広く、当駅がターミナルとして栄えた面影が感じられる。また、待合室内には立ち食いそば屋が現在も営業している。
待合室内には「懐かしの留萌本線」と題し、留萌本線の昔の写真を展示するコーナーが儲けられている。
ホームは相対式2面2線となっている。
2番線ホームの屋根は歴史と趣が感じられる雰囲気が漂う。
駅舎のホーム側には「留萌駅」と書かれた木製の縦型駅名標が設置されている。
また、ホームにはホーロー製の縦型駅名標も設置されている。
駅舎のホーム側には駅名標のほか、名所案内や歓迎看板が設置されている。
ホームにある「駅長」の看板は国鉄時代から残るものと思われる。行灯式で夜間は光るものと思われる。
ホーム柱に設置された1番線の番線標。国鉄時代から残るものと思われる。当駅を発着する列車はほとんどが駅舎側の1番線から発着する。
跨線橋内部の様子。エモい雰囲気が漂う
跨線橋付近にある1番線の番線標。先ほど紹介したものとはタイプが異なる。
跨線橋内にある2番線の番線標。
かつて留萌線は深川と増毛を結んでいたが、先述の通り2016年末に当駅ー増毛間が廃止となっている。線路は当駅で行き止まりとなっているが、奥には鉄橋の跡が残っており、この先まで鉄道が通っていたことがわかる。
先ほどの鉄橋跡地付近を望む。線路こそ途切れているものの、鉄橋付近の線路は一部が撤去されずに現在も残っていることがわかる。
終点より先、もう列車の二度と通らない線路と、当駅構内を望む。留萌本線は道内でも特に利用者の少ない路線とされており、JR北海道は全線を廃止したいとの意向を示している。存廃の結論はまだ出ていないが、留萌本線の将来は決して明るいものではないことは間違いなさそうである。

—————————————
所在地:北海道留萌市
乗入路線
留萌本線

妹背牛駅

函館本線の駅、妹背牛の改札画像です。

駅名標。南東側を向いており、陽のあたる時間が長いためか、色褪せている。
駅舎。比較的小ぢんまりとした、簡素な駅舎となっている。
当駅にもホーロー製の縦型駅名標が設置されており、画像の例では似たような箇所に怒涛の3枚貼りを行っている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部は待合室となっている。カラフルなベンチにカラフルな座布団が置かれているのが印象的。
駅舎内部。地域住民の作品と思われる絵画も飾られており、地元住民による手入れがなされている印象を受ける。
ホームは2面2線となっている。かつては中線があったと思われるが、現在は撤去されている。ホーム配置は北海道でしばしば見かける、上下線千鳥配置スタイル。
上り滝川・岩見沢方面ホームへは跨線橋を渡る必要がある。

—————————————
所在地:北海道雨竜郡妹背牛町
乗入路線
函館本線

由仁駅

室蘭本線の駅、由仁の改札画像です。

駅名標。当駅は由仁町の中心部に位置する。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている
駅舎。三角屋根が特徴的な駅舎は比較的新しい建物で、ポッポ館ゆにという愛称がつけられている
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部は待合室となっている。
駅舎内部には自販機やトイレも設置されている。
ホームは相対式2面2線となっている。
当駅には貨物ホーム跡と思われるホーム跡と引き込み線が残る。
当駅の駅舎は西側にあるが、駅東側へは跨線橋から伸びる通路を通って向かうことができる。

—————————————
所在地:北海道夕張郡由仁町
乗入路線
室蘭本線

大和田駅

留萌本線の駅、大和田の改札画像です。

駅名標
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている
駅舎。廃車体を転用したタイプの駅舎が設置されている。
駅舎内部。待合室となっている
当駅は無人駅となっており改札口は存在しない。ホームへはダイレクトに行くことができる
当駅に貼られている置石防止の啓発ポスターには落書きがなされている
駅舎からホームは少し離れている
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可。ホームはゆるくカーブしている

—————————————
所在地:北海道留萌市
乗入路線
留萌本線

江部乙駅

函館本線の駅、江部乙の改札画像です。

駅名標
当駅にもホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
駅舎。築約70年の木造駅舎であるが、屋根は赤く、外壁は黄色と緑に塗装されており、カラフルで可愛らしい印象を受ける。
駅舎入口付近には木製と思われる看板が設置されている。江部乙の字は白で、駅の字は茶色で書かれており手の込んだ印象を受ける。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部。かつての窓口跡は封鎖されている。かつて駅事務所として使用されていたスペースは現在は倉庫になっていたようであり、取材時はJR北海道の作業員が電気工事のため出入りを行っていた。
駅舎内部の待合スペースにはベンチとテーブルが置かれている。
ホームは2面3線となっており、中線で列車の待避が可能となっている。
駅舎反対側のホームへは跨線橋を渡って連絡する。
跨線橋内部。当駅の跨線橋は、階段を登りきったらまた階段がある変わった構造となっている。
これはおそらく、跨線橋の高さが低く架線と跨線橋が干渉するため、電化時に跨線橋の高さをかさ上げしたことによるものと推測される。現に、当駅の跨線橋直下の架線は跨線橋の下ギリギリの高さを通っている。
架線部分を拡大すると、謎のトゲトゲした物体がついている。おそらく、架線と跨線橋を電気的に絶縁するために設置されている設備であるものと思われる。

—————————————
所在地:北海道滝川市
乗入路線
函館本線