黒松内駅

函館本線の駅、黒松内の改札画像です。

駅名標。当駅を含む函館本線の長万部ー小樽間140.2kmは通称「山線」と呼ばれ、定期での特急列車・貨物列車の運行がないローカル線となっているが、2030年度に予定されている北海道新幹線の開業に伴い、遅くとも2030年度までには全線廃止となる方針が示されている。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている
駅舎。茶色い外壁が特徴的な国鉄時代に建てられた駅舎が使用されている。
当駅の1種駅名標は縦書きの立体文字となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
かつて窓口があったと思われる箇所は封鎖されている。
駅舎内部は待合室となっている。
ホーム側から見た駅舎の様子
ホーム側から見たホーム出入口の様子
駅出入口付近には趣ある立体文字で「くろまつない」と表記されている。
駅舎ホーム側には手書きと思われる駅長事務室看板が残っていた。無論、当駅は現在無人化されているため当駅に駅長は存在しない。
ホームは相対式2面2線であり、列車の行き違いが可能である。
ホーム同士の行き来は跨線橋にて行う。
跨線橋階段付近の様子
跨線橋内部の様子
跨線橋内には手書きの番線標が設置されていた。
ホームの倶知安・小樽寄りにはレンガ造りの倉庫が残っていた。当駅が北海道の主要幹線「函館本線」にあり長い歴史を有することの生き証人である。
当駅の立地する黒松内町は「ブナ北限のまち」として知られており、ホームには北限ブナの木に関する展示物がみられる。
ホームの壁には「ようこそ黒松内へ」と書かれていた。色褪せたツインクルプラザのロゴマークや、JR北海道キャラクター「モジャくん」のステッカーも貼られている。

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所在地:北海道寿都郡黒松内町
乗入路線
函館本線

緋牛内駅

石北本線の駅、緋牛内の改札画像です。

駅名標
比較的新しいと思われる駅名標も設置されている。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている
駅舎。水色と茶色のツートンカラーが特徴的な箱型の簡易駅舎である。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。駅舎内部は待合室となっている。
ホーム側から見た駅舎の様子。駅前広場から見た場合と比べると左右対称となるデザインとなっている。
駅前には花壇があり、色とりどりの美しい花を咲かせる。
ホームは相対式2面2線であり、列車の行き違いが可能である。
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う。

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所在地:北海道北見市
乗入路線
 石北本線

豊富駅

宗谷本線の駅、豊富の改札画像です。

駅名標。当駅には特急宗谷号・サロベツ号が停車する。
自立式駅名標
自立式駅名標
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
当駅設置の名所案内。サロベツ原野原生花園のイラスト入りである。
イラストが褪せてほとんど見えなくなっている名所案内看板もある。
駅舎。屋根から突き出た2本の煙突が特徴的な、国鉄時代からのものと思われる駅舎である。
駅舎に設置された1種駅名標
当駅は特急停車駅であるが、無人駅となっており改札口は存在しない。かつての改札ラッチ跡が残る。なお、駅に隣接する豊富町の観光情報センターで乗車券類の販売を行なっている。
駅舎内部。広々とした待合室となっている。
駅舎内部。かつての窓口跡が残っている。画像左側のログハウス風の部分はカフェとなっている。取材時は残念ながらカフェの営業時間外であった。
カフェの入り口前には本棚があり、多数の文庫本やマンガ本が置かれている。
ホームから見た駅舎の様子
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
2番線の稚内方面ホームへは跨線橋を渡る必要がある。
また、2番線の稚内方面ホーム側にダイレクトに行くことができる勝手口が設けられている。
外側から見た勝手口の様子
駅構内には豊富町の観光案内広告が複数設置されている。画像は豊富町名産であるとよとみ牛乳のもので、イラストがかわいらしい。酪農が盛んな豊富町内では人口の4倍もの頭数の牛が飼育されており、「人より牛の方が多いまち」となっている。
また、当駅は日本最北の温泉郷とされている豊富温泉の最寄駅でもある。
豊富町内にはサロベツ原生花園が広がっている。日本海沿いのオロロンライン(道道106号線)は利尻富士と日本海を眺めながらサロベツ原野を走ることができ、ドライブやツーリングのルートとして人気が高い。
駅舎ホーム側にも、サロベツ・豊富温泉・豊富牛乳の3点セットの歓迎看板がある。
駅前の様子。歓迎ゲートが設置されており、サロベツ・豊富温泉の記載がなされている。豊富町には道内の他の市町村と比較しても十分魅力的な観光地が存在しているが、駅から離れているがゆえに、鉄道利用で訪れることが便利とは言い難いのが現状である。

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所在地:北海道天塩郡豊富町
乗入路線
宗谷本線

二股駅

函館本線の駅、二股の改札画像です。

駅名標、駅番号が導入されている。当駅を含む函館本線の長万部ー小樽間140.2kmは通称「山線」と呼ばれ、定期での特急列車・貨物列車の運行がないローカル線となっているが、2030年度に予定されている北海道新幹線の開業に伴い、遅くとも2030年度までには全線廃止となる方針が示されている。
当駅設置の名所案内看板。イラスト部分が色褪せてほとんど見えなくなっている。
駅舎、廃車両を活用した駅舎になっている。
駅舎内部は待合室になっている。
待合室内部にはベンチが比較的多く設置されている。当駅の利用者数を鑑みると当駅のベンチが全て利用者で埋まることはないものと思われる。
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違いは不可能である。
ホーム傍には倉庫があるが、現在使用されているかどうかは不明である。

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所在地:北海道山越郡長万部町
乗入路線
函館本線

端野駅

石北本線の駅、端野の改札画像です。

駅名標
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている
駅舎。三角屋根と時計台が特徴的な洋風デザインの駅舎である
駅前広場の様子。シラカンバの木をモチーフにしたデザインの街灯と銅像が建っている。
銅像はシンフォニーと題され、楽器を演奏する家族をかたどったものである
当駅は無人駅となっており改札口は存在しない。駅舎内部は広々とした待合室となっている。
駅前広場側の駅舎内部を望む
ホームは千鳥配置型の相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う。
駅舎反対側の網走方面ホーム上には正しい通路を通るよう記された手書き看板が設置されている。

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所在地:北海道北見市
乗入路線
 石北本線