新八代駅

九州新幹線と鹿児島本線の駅、新八代の改札画像です。

新八代新幹線駅名
新幹線駅名標、当駅は2004年の九州新幹線当駅ー鹿児島中央間先行開業時に開業した。その後2011年の全線開業までの間は九州新幹線の始発駅であった。
新八代在来駅名
在来線吊り下げ式駅名標、在来線駅も2011年の九州新幹線部分開業に合わせて新設された。
在来線自立式駅名標、八代市特産の晩白柚のイラスト入りになっている。
新幹線駅舎、当駅は新幹線と在来線で完全に駅舎が分かれている。また九州新幹線全線開業以降、当駅で新幹線と高速バスを乗り継ぐルートが博多ー宮崎間の最速ルートであるため、当駅は宮崎方面への乗換駅として機能している。
新幹線改札口、自動改札機は3通路設置されている。
駅構内にはきっぷ売り場があり有人窓口にてきっぷの購入ができる。
自動券売機も新幹線用に3台設置されている。
駅構内には待合スペースと小さな売店がある。
駅構内には尺玉を持ったくまもんが置かれている。これは八代市で行われている「やつしろ全国花火競技大会」にちなむものと思われる。
同じく駅構内には八代市出身の演歌歌手・八代亜紀から寄贈された絵が展示されている。同氏は2004年の九州新幹線部分開業時には当駅の一日駅長を務めるなど当駅とはゆかりが深い。
新幹線ホーム、相対式2面2線のホームとなっている。
新八代新幹線ホーム
新幹線ホームの鹿児島方面ホームは島式ホームの様な構造になっているが・・・
新八代リレーつばめ
これはかつて当駅が九州新幹線の始発駅だった頃に、博多からの特急リレーつばめが使用していた線路である。リレーつばめは新幹線と対面乗り換えすることで乗客の利便性を確保していた。
新八代新在
現在線路の幅はリレーつばめ時代と異なり標準軌に改軌されているが、今でも在来線と線路は繋がっており、在来線用の信号機が設置されている。
新八代新在接続部
この在来線用の線路は現在フリーゲージトレインの試運転で使用されており、当駅構内に車輪の線路幅を変更する装置が設置されている。

新八代在来駅舎
在来線駅舎、自由通路を兼ねた橋上駅舎になっている。
新八代駅舎
在来線駅舎と新幹線駅舎は先述の通り独立した造りになっているが、ほぼ屋根続きで移動することが出来る。
在来線改札口、IC専用の自動改札機が1台設置されている。
新八代在来改札
改札口周辺、在来線側は新幹線乗り換え駅としての最低限の設備となっている。
在来線側にも有人窓口と在来線用の自動券売機が1台設置されている。
改札前には小さな待合用のベンチも置かれている。
在来線ホーム、相対式2面2線のホームで肥薩おれんじ鉄道や肥薩線からの直通列車は当駅で折り返す。
駅前に停車中の宮崎交通の高速バス。先述の通り福岡~宮崎方面の陸上交通の最短ルートは当駅で新幹線と高速バスを乗り継ぐルートになっており、博多方面からの新幹線到着に合わせて高速バスは当駅前を出発するダイヤになっている。
駅前には八代への歓迎のイラスト入り看板が置かれている。顔ハメパネルのように見えるが顔を入れることはできない。

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所在地:熊本県八代市
乗入路線
九州新幹線
鹿児島本線

新水俣駅

九州新幹線と肥薩おれんじ鉄道の駅、新水俣の改札画像です。

九州新幹線駅名標
肥薩おれんじ鉄道駅名標。当駅はJR時代は存在しなかったが、九州新幹線新八代ー鹿児島中央間の開業に伴い乗り換え駅として肥薩おれんじ鉄道への移管と同時に開設された。
駅番号導入前の肥薩おれんじ鉄道駅名標
九州新幹線駅舎。当駅は高架駅となっており、メタリックな近未来感ある外観が特徴的である。
新幹線改札口
以前の新幹線改札口。以前はオムロン製の独自の改札機が設置されていたが、九州新幹線におけるEX予約のサービス開始に伴い、他の新幹線路線と同じ東芝製の改札機に更新された。(2016年11月取材)
当駅にはみどりの窓口および指定席券売機・自動券売機が設けられている。
新幹線駅舎内待合室の様子
新幹線ホームは2面3線となっており、列車の通過待ち・折り返しが可能である。通常は本線である12番・13番のりばのみを使用する。待避線である11番のりばは上り・下りどちらへも発着可能であるが、通常は使用されていないようである。
肥薩おれんじ鉄道駅入口。肥薩おれんじ鉄道の駅はホームがあるのみの無人駅であり、駅舎・改札口は存在しない。
肥薩おれんじ鉄道ホームへは構内踏切を渡ってダイレクトに行くことができる。なお、九州新幹線の駅舎と隣接しているため、九州新幹線の駅舎を肥薩おれんじ鉄道の待合室として利用できる。
肥薩おれんじ鉄道ホームは島式1面2線であり列車の行き違いが可能である。もともと駅が存在しなかった場所に後付けでホームを作ったためか、ホームは非常に狭くなっている。

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所在地:熊本県水俣市
乗入路線
九州新幹線
肥薩おれんじ鉄道

出水駅

九州新幹線と肥薩おれんじ鉄道の駅、出水の改札画像です。

九州新幹線駅名標
肥薩おれんじ鉄道駅名標
駅番号導入前の肥薩おれんじ鉄道駅名標
肥薩おれんじ鉄道の駅構内には筆文字の手書き縦型駅名標が残っていた。
枚数は比較的多く残っており、中には酷く錆び付いて状態が悪いものも存在する。
九州新幹線駅舎。当駅は高架駅となっている。
新幹線改札口
以前の新幹線改札口。以前はオムロン製の独自の改札機が設置されていたが、九州新幹線におけるEX予約のサービス開始に伴い、他の新幹線路線と同じ東芝製の改札機に更新された。(2016年11月取材)
当駅にはみどりの窓口および指定席券売機・自動券売機が設置されている。
新幹線駅舎内の待合スペース
新幹線駅舎内部の様子
新幹線ホームは相対式2面2線となっている。
当駅には1時間に1本程度新幹線が停車する。
肥薩おれんじ鉄道駅舎。鉄筋コンクリート造りの地平駅舎となっている。
肥薩おれんじ鉄道の駅舎の横にはJR時代に使用されていた旧駅舎が解体されず残っている。現在は肥薩おれんじ鉄道営業部の事務所として使用されている。
肥薩おれんじ鉄道駅入口。当駅は有人駅であるが集改札は行われず、車内にて運賃収受を行う。
当駅には出札窓口および自動券売機が設置されている。
肥薩おれんじ鉄道駅舎待合室の様子
肥薩おれんじ鉄道ホームの2番・3番のりばへは自由通路からダイレクトに出入り出来る出入り口が存在する。
そのため、肥薩おれんじ鉄道2番・3番のりばのホーム上にも自動券売機が設置されている。
肥薩おれんじ鉄道線ホームは2面3線であり列車の行き違いや折り返しが可能である。
当駅は肥薩おれんじ鉄道における運行拠点駅の1つであり、駅構内には車両基地が併設されている。
当駅が立地する鹿児島県出水市はツルの飛来地として知られる。そのため、当駅構内では至る所でツルの姿を見ることができる。
新幹線改札内コンコースで羽根を広げるツル
肥薩おれんじ鉄道ホーム上に存在するツル
駅前広場を闊歩するツル
新幹線駅舎内にあるツルのステンドグラス
当駅の新幹線駅舎も、ツルが何羽も羽根を広げている様子をモチーフにしたデザインとなっている。

出水高架下
当駅の新幹線高架下には飛来里(ひらり)という観光案内所兼土産物屋兼お食事処が存在する。ツルが「飛」んで「来」る「里」に由来するネーミングと思われる。
肥薩おれんじ鉄道駅舎付近に、蒸気機関車のC56 92が展示されている。
SLに関する解説看板

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所在地:鹿児島県出水市
乗入路線
九州新幹線
肥薩おれんじ鉄道

川内駅

九州新幹線の駅、川内の改札画像です。

九州新幹線駅名標。川内と書いて「せんだい」と読む当駅には、九州新幹線のほか、鹿児島本線と肥薩おれんじ鉄道が乗り入れる。なお、東北の仙台には「川内」と書いて「かわうち」と読む駅が存在する。
鹿児島本線駅名標。鹿児島本線は本来、門司港駅を起点とし鹿児島駅に至る路線だが、2004年の九州新幹線開業時に八代ー当駅間が肥薩おれんじ鉄道として分離・分断されてしまった。そのため、当駅は現在鹿児島本線(当駅ー鹿児島駅間)の起点駅となった。
肥薩おれんじ鉄道駅名標。前述の通り、九州新幹線開業に伴い、鹿児島本線の八代ー当駅間を経営分離した路線であり、当駅が終点となっている。熊本県・鹿児島県の2県が共同出資しており、新幹線並行在来線の運営会社としては国内で唯一である。
西口駅舎。新幹線開業時に整備された橋上駅舎となっている。
東口駅舎の様子
当駅の改札は、在来線、新幹線、新幹線乗換の3つの改札が隣り合っている。
在来線改札口。IC専用簡易改札機が導入されており、SUGOCA等の交通系ICが利用できる。なお、交通系ICは鹿児島本線でのみ利用でき、肥薩おれんじ鉄道では利用不可である。
肥薩おれんじ鉄道中間改札。在来線ホームは鹿児島本線と肥薩おれんじ鉄道の共用となっている。そのため、ホーム上に小屋が設けられ、中間改札が設置されている。
小屋内には係員がおり、おれんじ鉄道の乗車券等の購入もできる。
新幹線改札口
以前の新幹線改札口。以前はオムロン製の独自の改札機が設置されていたが、九州新幹線におけるEX予約のサービス開始に伴い、他の新幹線路線と同じ東芝製の改札機に更新された。(2016年11月取材)
新幹線のりかえ改札口
以前の新幹線のりかえ改札口(2016年11月取材)
新幹線ホームは相対式2面2線となっており、ホームドアが設置されている。
在来線ホームは島式1面2線であり、鹿児島中央方をJR九州が、八代方を肥薩おれんじ鉄道が使用する。両者の線路は分断されることなく繋がっており、当駅をまたがって鹿児島本線と肥薩おれんじ鉄道を直通する列車も一部存在する。

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所在地:鹿児島県薩摩川内市
乗入路線
九州新幹線
鹿児島本線
肥薩おれんじ鉄道

伊集院駅

鹿児島本線の駅、伊集院の改札画像です。

駅名標。島津義弘氏の兜のイラストが入っている。
駅舎。2015年6月に開業した真新しい橋上駅舎となっている。
改札口。橋上駅舎化に伴い、SUGOCA等の交通系IC対応の自動改札機が導入された。
当駅にはみどりの窓口と自動券売機が設置されている。
ホームは島式1面2線となっており、一部当駅始発・終着となる列車がある。
1番のりばの番線標は国鉄時代からの行灯タイプとなっている。
駅前には、薩摩藩島津氏の17代当主、島津義弘の像が建立されている。彫刻家の中村晋也氏が制作したもので、馬にまたがるその姿は大変勇ましいものである。

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所在地:鹿児島県日置市
乗入路線
鹿児島本線