志布志駅 日南線の終点、志布志の改札画像です。 駅名標。当駅は鹿児島県志布志市志布志町志布志にある、日南線の終着駅である。以前は大隈線と志布志線も乗り入れていたが、いずれも廃線となっている。 ホームに設置されている名所案内の看板は趣が感じられる雰囲気が漂う 駅舎。現在の駅舎は大隈線・志布志線廃線後に日南線専用として新築されたもの。近年駅前広場が整備された。 駅前広場整備前の駅舎。現在と同じ駅舎であるが、駅前の様子が異なることがわかる。 駅舎入口の様子 改札口跡。無人駅となっており、券売機や改札口は存在しない。なお、当駅の乗車人員は9人/日であり、非常に利用が少ないことがわかる。 駅舎内には志布志市の観光案内所が入居している。 駅舎内の待合スペースは小ぢんまりとしている。 当駅は鹿児島県志布志市志布志町志布志と、非常に志にあふれた場所に立地している。当駅駅舎出口の看板には、「ようこそ、志あふれるまち志布志へ」と書かれている。 当駅のトイレの表示は「男志」「女志」であり、志にあふれている。 ホームは単式1面1線の棒線駅。当駅構内には留置線があるが使用されているかどうかは不明である。かつて志布志線、大隅線が現役であった頃は機関区や転車台も有する広い構内を有していたが、日南線専用となった現在は駅の規模はかなり縮小されている。 南宮崎から延べ88.9kmにわたり続いてきた日南線の線路はここが終点である。 当駅には1日10本の列車が乗り入れる。 当駅から徒歩5分弱の場所には志布志鉄道記念公園がある。この場所はかつて、志布志線と大隅線が現役であった頃の志布志機関区の一部を転用している。 公園内には気動車、SL、腕木式信号機等の展示がなされている。 公園内では屋根の下にキハ52が保存されている C58も同様に屋根の下で保存されている。 C58機関車の履歴。このC58は志布志に機関区に配置されていた志布志ゆかりの機関車である。 裏面には志布志・大隅・日南線のあゆみに関する展示がなされている。 市のキャッチコピーは「”志”あふれるまち・志布志市」。市内にある志布志港は南九州において重要な港湾であり、志布志港からは東京・大阪・那覇や国外への定期航路が運航されている。なお、この「志布志駅」の記事には、「志」の漢字が56個も使われており、非常に志にあふれた記事となっている。 ————————————— 所在地:鹿児島県志布志市 乗入路線 ■ 日南線
えびの駅 吉都線の駅、えびのの改札画像です。 駅名標。当駅はえびの市の代表駅である。かつて加久藤駅という駅名であったが1990年に改名された。 駅舎軒下にも駅名標が設置されているが、英語表記が消えている。 駅舎。旧加久藤駅開業当時からの歴史と趣ある駅舎が残存している。 当駅の駅舎は国の登録有形文化財に指定されている。 改札口跡。現在は無人駅となっている。かつて使用されていたラッチが残っている。 かつての窓口跡が残っている。 駅舎内の待合スペース。歴史ある雰囲気のベンチが設置されている。 駅舎軒下。柱の構造とラッチ跡が歴史を感じさせる。 ホームは島式1面2線。駅舎からホームへは構内踏切を渡って移動する。 構内踏切の様子 ホームは全部が舗装されておらず真ん中部分は草が生えている ————————————— 所在地:宮崎県えびの市 乗入路線 ■ 吉都線(えびの高原線)
京町温泉駅 吉都線の駅、京町温泉の改札画像です。 駅名標。当駅は吉都線における宮崎県最西端の駅であり、隣の鶴丸駅は鹿児島県となる。 駅舎。2018年に改築された新しい駅舎である。 駅舎軒下には待合スペースがある。 当駅は無人駅となっているためホームにダイレクトに入ることができる ホームは単式1面1線の棒線駅であり行き違い不可である ————————————— 所在地:宮崎県えびの市 乗入路線 ■ 吉都線(えびの高原線)
鶴丸駅 吉都線の駅、鶴丸の改札画像です。 駅名標。当駅は吉都線内では吉松駅と並んでただ2つ鹿児島県内にある駅である。 駅入口。駅舎のない無人駅となっており、ホームにダイレクトに入る構造である。 ホーム側から駅入口を望む ホーム上の待合スペース ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可。 ————————————— 所在地:鹿児島県姶良郡湧水町 乗入路線 ■ 吉都線(えびの高原線)
大畑駅 肥薩線の駅、大畑の改札画像です。 駅名標。「大畑」と書いて「おこば」と読む難読駅名。駅名標には当駅が最寄りの人吉梅園がモチーフと思われるイラスト入り。 また駅舎壁には手書きと思われる駅名標が残されている。 駅舎。歴史と趣ある木造駅舎が現役で使用されている。 駅舎入口。駅名表示看板はホーロー製である。当駅駅舎に名刺を貼ると出世するというジンクスがあるため大量の名刺が貼られている。 改札口跡。現在は無人駅となっている。ラッチ跡が残っている。 窓口跡があるが大量の名刺が貼られており様子がわからなくなっている。なお当サイト取材班は出世欲がないため名刺は貼っていない。 駅舎内の待合スペース。窓枠を埋め尽くす勢いで名刺が貼られている。 ホームから見た駅舎の様子。山間に佇む木造駅舎は郷愁を感じさせる。 駅舎傍らには顔はめパネルが置かれる。標高は294mで、隣の矢岳駅と比べると290mほど低い場所にある。 駅舎からホームへは構内踏切を渡って移動する。 ホームは島式1面2線となっている 当駅を含む肥薩線の人吉ー吉松間は急勾配区間として知られ、複数のスイッチバックやループ線を駆使して建設された。当駅もスイッチバック駅となっており東側で線路が行き止まりとなっている。 当駅に停車する列車は人吉方面・吉松方面ともに西側から進入し、当駅停車中に方向転換し再び西側へ向けて発車する。 当駅ホーム西側から東側を望む。 当駅構内わきにはフレンチレストランがあるが、これはかつて保線詰所として使用されていた建物を再利用したものである。手前の花壇には”JR OKOBA”と石で文字が描かれている。また、この横には… かつてSL時代に使用されていた給水塔と思われる構造物の遺構が残る レストランにはホテルも併設されており宿泊も可能である 当駅のスイッチバック施設は山の上から見下ろすことができる。 人吉方面から来た列車は右下の線路を通って当駅に進入し… 当駅に停車中に方向転換し引き上げ線に向かい、引き上げ線で再び方向を変えて… 画像上側の線路を通り吉松方向に向かう。当駅周辺の線路は地図でみるとループ線となっており、ループ線の途中に当駅がある。 ————————————— 所在地:熊本県人吉市 乗入路線 ■ 肥薩線(えびの高原線)