葛駅 近鉄吉野線の駅、葛の改札画像です。 駅名標。駅名は、かつて存在した南葛城郡葛村に由来し、当駅は役場の最寄駅であった。このように、駅名は地名に由来するが、取材班は普段から「クズ」とよく言われているため、一瞬自分達のことを指しているのではないかと思ってしまった。 自立式駅名標。当駅徒歩圏内には葛もち工場があり、工場直売所で葛もちを安く購入することができるようである。 当駅に設置されている名所案内 駅舎。鉄筋コンクリート製の簡易的な駅舎となっている。 改札口。無人駅となっており、ICOCA・PiTaPa等の交通系IC専用の簡易改札機が設置されている。 駅舎内部は待合室となっている。このほか、ホーム上にも冷暖房完備の待合室があり、暑い夏や寒い冬でも快適に電車を待つことができる。 ホームは単式1面1線の棒線駅であり、列車の行き違いは不可能である。 ————————————— 所在地:奈良県御所市 乗入路線 ■ 近鉄吉野線
吉野口駅 和歌山線と近鉄吉野線の駅、吉野口の改札画像です。 JR線駅名標。ラインカラー対応となっている。 JR線自立式駅名標 近鉄吉野線駅名標。当駅は近鉄吉野線とJR和歌山線の乗換駅であるが、近鉄とJR西日本の共同使用駅であり、駅はJR西日本が管轄している。そのため、近鉄の駅名標もJR西日本仕様のものに近鉄の駅番号が入った変態仕様となっている。 近鉄吉野線の自立式駅名標。自立式駅名標もつり下げ式と同様に、JR仕様のものに駅番号が入っている。 駅舎。開業当時からのものと思われる、歴史と趣ある木造駅舎となっている。 改札口。有人駅となっており、IC専用簡易改札機が設置されている。当駅はJR西日本が管轄しているが、簡易改札機は近鉄仕様のものになっている。これは、JR和歌山線では長らくICOCA等の交通系ICが使用できず、近鉄吉野線でのみ利用可能であった名残である。 きっぷ売り場の様子。窓口があるほか、自動券売機が設置されている。自動券売機は、JR西日本のものと近鉄のものが1台ずつ置かれている。 駅舎内部は広々とした待合スペースとなっている。 ホームはJRと近鉄あわせて3面5線となっている。 このうち、JRは2面3線を使用し、列車の行き違いが可能となっている。 近鉄ホームは2面2線となっている。阿部野橋直通の特急や急行が通る近鉄の方が、JRより本数も利用者も多いにも関わらず、JRより少ないホームで本数をやりくりしている。 先述の通り、当駅はJRと近鉄の共同使用駅であるため、両社間を改札を通ることなく乗り換えることができる。但し、ICOCA等の交通系ICカードで乗車する場合にのみ、JRと近鉄どちらを利用したかを区別するために、ホームや通路に設置された乗り換え改札機にタッチをする必要がある。 乗り換え改札機はホーム上のほか、ホーム間連絡の地下通路にも設置されている。乗り換え改札機にタッチする必要があるのは、近鉄とJRとを乗継ぐときと、当駅でJRに乗車・下車するときである。JRに乗車・下車する場合は、いかなる時でもタッチする必要があるため注意が必要である。 当駅のホーム屋根は、歴史を感じさせる趣ある木造のものとなっている。 当駅には国鉄時代からのもじ鉄案件が複数存在する。JR線の五条・橋本・和歌山方面ホームにはホーロー製の方面看板がある。なお、ホーローには「五條」と書かれているが、これは市名の表記であり、駅名は「五条」である。 近鉄の吉野方面ホームにもホーローが複数タイプ設置されている。画像のものは「吉」の字の上が「士」となっているタイプである。 近鉄の吉野方面ホームにもホーローが複数タイプ設置されている。画像のものは「吉」の字の上が「士」となっているタイプである。 一方、吉野方面の「吉」の字の上が吉野家のロゴ同様に「土」になっているタイプのホーロー看板も存在する。 近鉄の橿原神宮前方面ホームには、ホーローではないものの、手書きっぽい方面表示看板が設置されている。 JR線ホームに設置されている乗り換え看板。国鉄時代から残るものと思われる。 このほか、当駅の便所付近には「手洗所」の看板があり、国鉄時代から使用されているものと推測される。このように、当駅には趣ある木造駅舎があるのみならず、共同使用駅であったり、国鉄看板があったり、木造の上屋があったりと、マニア心をくすぐるネタが豊富に存在する。 ————————————— 所在地:奈良県御所市 乗入路線 ■ 和歌山線 ■ 近鉄吉野線