美祢駅 美祢線の駅、美祢の改札画像です。 駅名標 駅舎。鉄筋コンクリート造りの駅舎が使用されている。 かつては美祢線の中間駅で唯一の有人駅であり、取材時も係員による集改札が行われていたが、2021年5月末をもって無人化され現在は無人駅となった。 取材時、美祢線の中間駅では唯一のみどりの窓口が営業していたが、無人化に伴いみどりの窓口も営業を終了した。 駅舎内部は待合室となっている。 ホームは2面3線であり列車の行き違いが可能な構造ではあるが、現在は交換設備・構内踏切の使用は停止されている。 そのため、実質単式1面1線の棒線駅としての運用となっており、列車の行き違いも当駅では行わない。 当駅構内には国鉄コンテナが置かれている。 また、「防火用水」の水槽がひっくり返した状態でホーム上に置かれていた。 ————————————— 所在地:山口県美祢市 乗入路線 ■ 美祢線
重安駅 美祢線の駅、重安の改札画像です。 駅名標 駅舎。開業当時から使用されているものと思われる木造駅舎である。 当駅の1種駅名標は手書きと思われる味のある看板となっている。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 かつて窓口があったと思われる箇所は封鎖されている。自動券売機は設置されていない。 駅舎内部は待合室となっている ホーム側から見た駅舎の様子 駅舎からホームは構内踏切を渡り移動する。 ホームは島式1面2線となっており列車の行き違いが可能である。 ホーム上には趣ある木造の待合室が設置されている。 木造待合室には近年では大変貴重なホーロー方面看板が残っていた。JR西日本管内では高山線笹津駅、紀勢線朝来駅と並び、ホーロー方面看板の残る数少ない駅の1つである。 木造待合室には手書きの番線標も設置されていた。 木造待合室に設置された3番のりばの手書き番線標 逆サイドから見た木造待合室の様子 ホーム上には美祢特産の石灰石・大理石に関する説明書き看板が設置されており、この看板自体も石灰石または大理石を彫って造られたものと思われる。 実際、当駅の西側すぐの山にも石灰石の採掘を行っている採掘場が存在する。日本最大のカルスト地形である秋吉台を擁する美祢市では石灰石の採掘が一大産業の1つとなっており、太平洋セメントやUBE等が美祢市内に石灰石の採掘場を多数有している。 当駅の構内は側線を複数有し、美祢線の無人駅としては広い構内を有する。これはかつて石灰石を輸送する貨物列車が当駅を発着していた名残である。美祢線が幹線である理由の1つに石灰石等の貨物輸送量が多かったことが挙げられるが、貨物列車が全廃された現在では幹線とは名ばかりの状態となっている。 当駅構内に設置されている安全塔も、恐らく石灰石もしくは大理石を使用して作られたものと思われる。 当駅の安全塔は上から見ても十字形になっていることが特徴的である。鉄道の安全はみんなの願い。いつまでも鉄道が事故なく安全に運行されることを願うばかりである。 駅舎の隣には運転従事員詰所の建物がある。かつて貨物列車が運行されていた時代は、間違いなく使用されていたと推測されるが、現在使用されているのかどうかは謎である。 当駅駅前には駅名の由来について書かれた看板が設置されており、かつては石灰石輸送で栄えたこと、駅西側には石灰石採石場がみられることについても記載されている。 ————————————— 所在地:山口県美祢市 乗入路線 ■ 美祢線
於福駅 美祢線の駅、於福の改札画像です。 駅名標 駅舎。開業当時から使用されているものと思われる地平駅舎となっている。 当駅の1種駅名標は美祢線内で比較的よく見かける緑地の駅名標となっている。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 かつての窓口跡は封鎖されている。 かつて駅員詰所として使用されていたと思われるスペースは、現在「於福地域交流ステーション」として開放され会議室や和室が設けられており、地域の公民館的役割を担っている。 於福地域交流ステーション内部の様子 駅舎内部は待合スペースとなっている。奥には水洗式のトイレが設置されている。 ホーム側から見た駅舎の様子 ホームは相対式2面2線となっており列車の行き違いが可能である 跨線橋から見下ろしたホームの様子 駅前には当駅の駅名の由来に関する看板が設置されていた。 ————————————— 所在地:山口県美祢市 乗入路線 ■ 美祢線
渋木駅 美祢線の駅、渋木の改札画像です。 駅名標 駅舎。開業当時から使用されているものと思われる木造駅舎である。駅前が手狭なため駅舎を正面から撮影することは困難である。 駅舎には木製・手書きと思われる駅名標が取り付けられている。美祢線の他の駅では緑地の駅名標が設置されていることが多いが、当駅のものは青地となっている。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 かつての窓口跡は板で封鎖されている。 駅舎内部は待合スペースとなっている。 ホーム側から見た駅舎の様子 ホームは相対式2面2線であり、列車の行き違いが可能である。 駅構内にはかつての貨物ホームと思われる側線が残っている。 貨物ホーム跡地付近には給水塔と思われる構造物が残るが、いつから使用されているものなのかは定かではない。 ————————————— 所在地:山口県長門市 乗入路線 ■ 美祢線
長門湯本駅 美祢線の駅、長門湯本の改札画像です。 駅名標。当駅は駅名の通り長門湯本温泉の最寄駅である。 駅舎。歴史を感じさせる木造駅舎が残っている。 駅舎の正面には木が植えられているため、駅舎を正面から撮影することは困難である。 駅舎には美祢線沿線でよく見かける緑地の駅名標が取り付けられている。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 かつての窓口跡は封鎖されており、掲示板となっている。自動券売機の設置はみられない。 駅舎内は待合室となっている ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。かつては相対式2面2線で交換可能であったようで、ホームの跡が残っている。 長門湯本の温泉街は当駅を出て左側に進み徒歩10分程度でたどり着く。 当駅ホーム厚狭方から望む長門湯本の温泉街 当駅には鉄筋コンクリート造りと思われる便所が設置されている。 便所入口には「洗面所」と書かれた看板がある。 便所にはホーム側からも入ることができる。 ホーム側には「手洗所」と書かれた看板があり、改札外のものと表記が異なる。 駅前にある「ふじた商店」では乗車券販売の委託を行なっていたようであり、そのことを示す看板が残されている。現在も営業しているかどうかは不明である。 ————————————— 所在地:山口県長門市 乗入路線 ■ 美祢線