宝珠山駅 日田彦山線の駅、宝珠山の改札画像です。 駅舎。1998年に先代の木造駅舎を模して建てられた駅舎であり、地域の集会所も併設されている。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 かつて使用されていたと思われる事務室跡と待合スペース 駅舎内部の様子 取材時のホームの様子。鉄道廃止、BRT転換の方針が既に決定していたこともあり、取材時はホームのほとんどが撤去されてしまった後であった。 当駅は鉄道駅時代、九州で唯一県境上にホームがまたがる駅であった。ホームの1/3が大分県日田市、2/3が福岡県東峰村であったようである。 取材時、「県境の駅」の碑が建つ部分のホームは残されており、列車の発着しなくなった駅に「県境の駅」の碑がただ立ち続けるのみであった。 かつてホームがあり、線路があり、列車が発着していた場所に佇む列車乗客向けの看板。取材時はホーム・線路・列車が消滅し、土嚢と資材を積んだトラックがただ置かれているのみであった。 ————————————— 所在地:福岡県朝倉郡東峰村 乗入路線 ■ 日田彦山線
大鶴駅 日田彦山線の駅、大鶴の改札画像です。 駅名標。イラストは入っていない。日田彦山線の添田ー夜明間は2017年7月の九州北部豪雨により被災し不通となっていたが、鉄道としての復旧を断念し、2023年8月28日よりBRTに転換されることとなった。 駅舎に掲げられた国鉄時代からの木製手書き駅名標。旧駅舎より移設されたものと思われる。 駅舎。2010年築の新しい木造駅舎である。先述の通り、当駅はBRT転換区間となり、転換後は国道沿いにバス停が移設されることから、駅舎としての役割は13年程度で終えることとなる。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 駅舎内部は温かみの感じられる空間となっている。 駅舎内部の様子 ホーム側から見た駅舎の様子 ホームは単式1面1線の棒線駅であり、列車の行き違いは不可能である。取材時は、鉄道路線として廃止し、BRT転換する方針が既に決定していたことから、線路・枕木の撤去工事が進んでいた。 ホーム上にある待合室の様子 ————————————— 所在地:大分県日田市 乗入路線 ■ 日田彦山線
今山駅 日田彦山線の駅、今山の改札画像です。 駅名標。山と思われるイラストが入る。日田彦山線の添田ー夜明間は2017年7月の九州北部豪雨により被災し不通となっていたが、鉄道としての復旧を断念し、2023年8月28日よりBRTに転換されることとなった。 駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅であり、駅舎と改札口は存在しない。ホームへはダイレクトに行くことができる。 ホーム上には小ぢんまりとした待合室が設けられている。 ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能である。 取材日である3月下旬、降りしきる雨の中、列車が発着しない駅の前で桜と菜の花が美しい花を咲かせていた。 ————————————— 所在地:大分県日田市 乗入路線 ■ 日田彦山線
夜明駅 久大本線と日田彦山線の分岐駅、夜明の改札画像です。 久大本線駅名標。当駅は久大本線と日田彦山線の分岐駅である。山をバックに走行するゆふいんの森号のイラストが入っている。当駅は大分県最西端の駅であり、隣の筑後大石駅は福岡県となる。 イラストのないタイプの駅名標も設置されている。 日田彦山線駅名標。日田彦山線は当駅が終点であるが、全列車が当駅から久大本線に乗り入れ日田駅まで運行される。2017年夏の九州北部豪雨により日田彦山線の副田ー当駅間が被災し、長らく運転休止であったが、BRTへの転換が決定した。これにより、日田彦山線は日田にも彦山にも行かない路線になってしまった。 久大本線ホーム設置の乗り換え案内看板。日田彦山線添田ー当駅間のBRT転換により、田川後藤寺・小倉へは列車で行けなくなった。 日田彦山線ホームに設置の乗り換え案内看板。日田彦山線のBRT転換により、今後当駅から日田彦山線の列車が発着することは二度とないため、この看板はもはや設置されている意味を失ってしまっている。 駅舎。2010年に改築した、比較的新しい木造駅舎である。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 駅舎内部は待合室となっている。 駅舎内には自動券売機は設置されていない。 当駅のホームへは駅舎を通らずともダイレクトに行くことができる。 ホームは2面3線となっており、久大本線が1番・2番のりば、日田彦山線が3番のりばから発着する。 跨線橋から見たホームの様子 右側2線が久大本線、一番左が日田彦山線の線路である。日田彦山線は長年の運休により、線路が錆びついてしまっていることが分かる。無論、日田彦山線のBRT化が決定しているため、この線路を列車が通ることは二度とない。 当駅の駅舎に隣接して「夜明の鐘」が設置されている。取材班は鐘を見ると鳴らしたくなるため、訪問記念に8〜9回程度鳴らしておいた。 取材時、ホームに隣接して植えられている桜の木が美しく咲いていた。 ————————————— 所在地:大分県日田市 乗入路線 ■ 久大本線 ■ 日田彦山線
光岡駅 久大本線の駅、光岡の改札画像です。 駅名標。当駅は久大本線の駅であるが、隣の夜明駅から分岐する日田彦山線の列車も乗り入れる。なお、日田彦山線は2018年夏の九州北部豪雨の影響で添田ー夜明駅間が不通となっている。日田彦山線は廃線の上BRTへ転換する方針が決定したことから、今後当駅に日田彦山線の列車が停車することは二度とない。 ホーム上には手書きと思われる名所案内看板が設置されている。 駅舎。2007年に改築されたもので、「すこやか光岡」と名付けられた待合室と便所が一体となった建物である。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。 駅舎内部の様子 ホーム側から見た駅舎の様子 ホームへは構内踏切を渡って移動する ホームは島式1面2線となっており、列車の行き違いが可能である。 ————————————— 所在地:大分県日田市 乗入路線 ■ 久大本線 ( ■ 日田彦山線)