駅名標。当駅はJR日光線の終着駅であり、東武日光駅同様世界遺産日光の玄関口である。日光線の駅名標はレトロ調の駅名標となっている。自立式の駅名標。吊り下げ式同様レトロ調のデザインとなっている。駅舎。当駅の駅舎は東武日光駅が開業するより前の1912年に建てられた歴史と風格ある木造洋風駅舎であり、世界遺産日光の玄関口に相応しい名駅舎である。リニューアル前の駅舎。当駅の駅舎は近年外装がリニューアルされた。リニューアル前と比べ現在は外装が鮮やかになっていることがわかる。駅舎は横に長く、駅舎に向かって左側には駅長室が設けられている改札口。東京都心からの特急が発着する東武日光駅と比べ当駅の利用者は少ないが、宇都宮・仙台方面からの乗客やジャパンレールパス利用の外国人観光客はJR日光線の利用が便利であるため、当駅もそれなりの利用者がいる。自動改札機が更新される前は、自動改札機にレトロ調の装飾がなされていた。駅舎内には待合室があるほか、観光地のためコインロッカーや観光案内所が設けられている。駅舎内の待合スペース乗車券売り場周辺。自動券売機のほか、みどりの窓口がある。2012年に日光線開業120周年を記念し内装がレトロ調にリニューアルされた。当駅駅舎2Fにはかつて一等車利用者の待合室として使用された「ホワイトルーム」があり、階段を上がり自由に見学することができる。ホワイトルーム内の様子。現在は待合室ではなく、ギャラリーとして公開されている。天井に吊るされたシャンデリアや窓のカーテンが華やかな雰囲気を演出している。ひときわ目をひくシャンデリアは非常に豪華な造りとなっている。ホームは相対式2面2線となっている。当駅を発着する定期普通列車は4両編成であるのに対し、ホームの長さはかなり長くなっている。ホームには貴賓室の入り口が設けられている。貴賓室はホワイトルームと異なり一般公開されていない。ホームの宇都宮寄りには臨時改札口が設けられており…クルーズトレイン「TRAN SUITE 四季島」専用出入り口も設けられている。四季島用出入り口の横には、団体専用出入り口も設けられており、修学旅行列車等が発着する際に利用されるものと思われる。ホームの終点側先端近くでは東武日光線とJR日光線が交差する箇所がある。上を通る線路が東武日光線、下がJR日光線である。ホーム端からJR日光線の終点部分を望む。JR日光線の終点は東武日光線をくぐったさらに先にある。当駅ホームから宇都宮方面を望む。左側2線は留置線で、本線は一番右の単線の線路である。留置線のうち1線は車止めがなされており現在は使用されていないことがわかる。また、本線は宇都宮方面に向かって急な下り勾配となっていることがわかる。