川内駅

山田線の駅、川内の改札画像です。

駅名標。ラインカラー対応の比較的新しい駅名標となっている。
当駅には木製・手書きの駅名標が設置されていたが、駅舎改築に伴い撤去された。市町村合併により宮古市となったためか、駅所在地は消されていた。
当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。
当駅には別タイプのホーロー駅名標が設置されている。
自立式駅名標横の柱にもホーローが設置されている。
このほか「盛岡方面のりば」の木製手書き看板もあり、自立式駅名標とホーロー駅名標とのコラボが楽しめる。当駅を訪れた際は是非見ておきたい。
旧駅舎。開業当時からの風情ある木造駅舎が使用されていたが、老朽化に伴い2020年冬に新しい駅舎に改築された。
旧駅舎時代の1種駅名標
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
旧駅舎時代の駅舎内部の様子。かつての窓口跡は封鎖されていた。
旧駅舎内部は比較的手狭な待合室となっていた。
当駅に停車する列車は下り宮古方面が4本、上り盛岡方面が3本と非常に少ない。宮古方面の4本のうち、朝の2本は当駅始発である。
ホーム側から見た旧駅舎の様子。趣ある雰囲気の良質な木造駅舎がまた1つ姿を消してしまった。
旧駅舎時代、当駅には駅名標のほかに多数のもじ鉄案件が存在した。駅舎ホーム側には安全第一のホーロー看板が設置されていた。
同様に、駅舎ホーム側には指差確認の木製手書き看板が設置されていた。手のイラストが味わい深い。
駅舎ホーム側の柱には木製の通告券入箱が設置されていた。
同様に、駅舎ホーム側には「火の用心」の木製手書き看板が設置されていた。
駅舎妻面には「火気厳禁」のホーロー看板も設置されていた。これらのもじ鉄案件は全て旧駅舎に取り付けられていたものである。旧駅舎が解体された今、どうなったかは推して知るべしだろう。
旧駅舎の隣には、旧駅舎同様に木造であると思われる倉庫が設置されていた。良い雰囲気のレトロな木造倉庫であるが、この倉庫も旧駅舎と運命を共にした。
ホーム側から見た木造倉庫の様子。
木造倉庫にも、旧駅舎同様木製・手書き駅名標が設置されていた。
また、「禁煙」のホーロー看板も設置されていた。
側面には消火用バケツのホーロー看板もあった。これらの看板も、全て木造倉庫とともに姿を消したようである。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。当駅から盛岡方で、次に交換設備があるのは遥か51.6km先の上米内駅である。この区間は1閉塞のため列車は1本しか走る事ができないが、走る列車は上下合わせて1日7本しかないため、あまり困っていないようである。
当駅構内では途中でカーブしており、盛岡方は直線であるが、宮古方はゆるくカーブしている。
駅舎反対側ホームである2番線には構内踏切を渡る必要がある。
当駅から盛岡方を望む。左側にある構造物はSL時代の給水塔である。よくあるレンガ造りではなく、独特な形をしたコンクリート製のものとなっている。同様の形状をした給水塔は旧岩泉線の浅内駅跡でも見る事ができる。
取材時、当駅を経由する上下合わせて1日12本の列車のうちの1本がやってきた。12本のうち、当駅に停車するのは普通列車である7本のみで、快速リアス号は当駅を通過する。
当駅前に設置されている駐輪場。取材時駐輪されている自転車は4台あったが、いずれも最近動かした形跡が見られず、放置自転車であると思われる。当駅の利用者の少なさが垣間見えた。

—————————————
所在地:岩手県宮古市
乗入路線
山田線

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください