日田駅

久大本線の駅、日田の改札画像です。

駅名標。当駅は久大本線の主要駅であり、全ての特急列車が停車する。かつては2駅隣の夜明駅から分岐する日田彦山線の列車も乗り入れていたが、2017年夏の九州北部豪雨の影響で不通となっている。日田彦山線はBRTに転換され廃止となる方針のため、今後当駅に日田彦山線の列車が乗り入れることは二度とない。
取材時、当駅には国鉄標準タイプの電照式駅名標、下部がグレー色となったタイプ2種類の国鉄駅名標が設置されていた。どちらも国内での残存例が大変少ない貴重なものであったが、残念ながら両方とも2021年末頃に撤去されてしまった。
ホーム上には国鉄時代から残ると思われる手書きの名所案内も残っていた。
JR化後に設置されたものと思われる新しい名所案内看板。書かれている内容は国鉄時代のものと全く同じである。
駅舎。国鉄時代より使用されている鉄筋コンクリート製の駅舎は2015年に水戸岡デザインにリニューアルされた。駅舎の外装を黒色に塗装するデザインは豊後森駅、阿蘇駅等、同氏がリニューアルを手がけた他駅でも見られる量産型のものである。
駅前には”HITA”の字のモニュメントが建てられており、HとTの間に人が立つことで”HITA”が完成するものとなっている。当駅を訪れた際の記念撮影にいかがだろうか。
改札口。当駅は有人駅となっており、係員による集改札が行われる。
きっぷうりばの様子。みどりの窓口があるほか、自動券売機が1台設置されている。
当駅の運賃表。取材時、日田彦山線は運賃表に書かれていたが、今後添田以南の区間は廃止され、BRTに転換されるため運賃表から消えるものと思われる。
駅舎内部には広々とした待合室が設けられている。水戸岡氏のデザインに特徴的な、木材を多用した内装となっている。
逆サイドから見た待合室内部の様子
待合室の奥側にはソファや本棚が設けられたスペースがある。居心地が良さそうで何時間でも汽車を待てそうである。
ホームは2面3線となっており、列車の行き違い・折り返しが可能となっている。
ホームには国鉄時代より残ると思われる電照式の番線標が設置されていたが、2021年末に撤去された。
2番・3番のりばの番線標。1番のりば同様に2021年末に撤去された。
ホーム上の柱には安全第一の看板が取り付けられている。
ホーム上には特急ゆふ号の足元乗車位置表示がある。
ホーム上には下駄のモニュメントが置かれている。大分県日田市は下駄の産地として知られている。
当駅が立地する大分県日田市は、人気マンガ「進撃の巨人」の作者である諌山創先生の出身地である。日田市内各地には「進撃の巨人」キャラクターのパネルが多数設置されており、当駅の待合室内にも設置されている。
取材時、当駅駅前では「進撃の巨人」のグッズ販売が行われていた。

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所在地:大分県日田市
乗入路線
久大本線
日田彦山線)

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