江津駅 山陰本線の駅、江津の改札画像です。 駅名標。当駅は山陰本線における主要駅の1つであり、特急列車を含む全ての列車が停車する。当駅からはかつて三江線が分岐していたが、2018年3月31日をもって全線廃止となった。 駅名標は山陰地区への路線記号導入に伴いラインカラー対応となっており、山陰本線(安来〜益田)は「日本海や宍道湖の夕日の色」である。 ラインカラー導入前の駅名標。JR西日本標準タイプである青帯の駅名標となっていた。 三江線駅名標。三江線は当駅を起点とし江の川に沿って石見川本、浜原を経由し三次に至る。輸送密度が全国のJR線で最も少なく、2018年4月1日付で全線廃止となった。ラインカラーは「江の川の色」が指定され、廃止直前の数年間のみラインカラー対応の駅名標が使用された。 当駅に設置されている名所案内 駅舎。国鉄時代から使用されている鉄筋コンクリート造りの駅舎であり、北口側にのみ駅舎が設けられている。 改札口。有人駅であり、係員による集改札が行われている。 三江線廃止前の改札口の様子。三江線廃止に伴い発車標が1台撤去されたことがわかる。 取材時、改札口付近には近年珍しくなった国鉄タイプのみどりの窓口看板が残っていた。 また、改札口のホーム側には手書きと思われる「ご乗車ありがとうございます」看板が残っていた。 当駅にはみどりの窓口があるほか、自動券売機が1台設置されている。 駅舎内部は広々とした待合スペースとなっている ホームは2面3線となっており、列車の行き違いが可能である。 三江線廃止前のホームの様子。廃止となった三江線は3番のりばから発着していた。また、現在と跨線橋の色が異なることがわかる。 当駅の跨線橋は明治時代に鐵道院によって建てられた歴史あるものであり、山陰地区はおろか全国でも残存例が少ない大変貴重なものとなっている。 階段・支柱の様子。鐵道院の跨線橋に特徴的な形状となっていることが伺える。 階段付近の支柱の様子。「鐵道院」「明治四十二年」の文字がしっかりと読み取れる。 当駅のホーム上屋も木造の趣ある造りとなっている。 当駅ホームの浜田・益田寄りには謎の石碑が置かれている。 当駅ホームから三江線分岐点跡付近を望む。三江線へのポイントは撤去されたが、線路は一部撤去されず残っていることがわかる。また、廃止後にJR西日本によって建てられた進入禁止用の柵が確認できる。 ————————————— 所在地:島根県江津市 乗入路線 ■ 山陰本線