吾桑駅

土讃線の駅、吾桑の改札画像です。

駅名標。「吾桑」と書いて「あそう」と読む難読駅名となっている。
駅舎。茶色い外壁が特徴的な木造駅舎となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない
かつての窓口跡は封鎖されている。また、テーブルが置かれ、花が生けられている。
駅舎内部の待合スペース
ホーム側から見た駅舎の様子
駅舎出入口付近に設置されたそうだやま温泉の看板は歴史と趣が感じられるものである。なお、そうだやまは「桑田山」と書き、春には花見の名所として雪割桜が知られている。
ホームは相対式2面2線で列車の行き違いが可能である
ホーム間の移動は構内踏切にて行う
駅構内にはかつて貨物ホームがあったと思われる引き込み線の跡が残る

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所在地:高知県須崎市
乗入路線
土讃線

斗賀野駅

土讃線の駅、斗賀野の改札画像です。

駅名標。駅番号導入前に設置されたため、ステッカーで駅番号対応がなされている。
駅番号導入前に設置された駅名標は、漢字駅名表記が丸ゴシック、ひらがな・英語・隣駅表記が角ゴシック、駅所在地が明朝体とフォントがバラバラであったが、駅番号導入後に設置されたものは全てが角ゴシックに統一されている。
駅舎。緑色の屋根が特徴的な木造駅舎となっている。また、駅前に木が2本立っているのが特徴的である。
駅舎に掲げられた1種駅名標は独特の趣が感じられる立体文字となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。ホームへはダイレクトに行くことができる。
かつての駅事務室跡は地域住民の集会所として使用されている。また、駅舎内に設置された便所は改装により美しく使い勝手の良いものとなっている。
駅舎内部の待合スペース
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
ホーム上にも待合室が設けられている
ホーム間の移動は構内踏切にて行う
構内踏切横には、不自然なスペースが空いており…
このスペースからは道が伸びていることがわかる。駅舎は西側にのみ設けられているが、駅舎のない東側からの勝手口として使用されているものと思われる。
ホーム上には花壇が設けられ、地元住民により花が植えられている。
駅前に設置された佐川町斗賀野地区のイラストマップ。レトロ感あるイラストとなっており味わい深い。

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所在地:高知県高岡郡佐川町
乗入路線
土讃線

襟野々駅

土讃線の駅、襟野々の改札画像です。

駅名標
駅全景。当駅はホームがあるのみの無人駅となっている。
駅入口。改札口は存在せず、ホームへはダイレクトに行くことができる。
ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。

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所在地:高知県高岡郡佐川町
乗入路線
土讃線

佐川駅

土讃線の駅、佐川の改札画像です。

駅名標。当駅は佐川町の代表駅であり、特急あしずり号・しまんと号は全列車が当駅に停車する。また、当駅始発・終着となる普通列車が一部存在する。
駅舎は開業当時からのものと思われる木造駅舎となっており、駅舎中央付近に大きな明かり取りの窓が設けられていることが特徴的である。
改札口。当駅は有人駅であり係員による集改札が行われるが、係員不在の時間帯は無人駅となる。
きっぷ売り場の様子。窓口のほか、自動券売機が設置されている。
自動きっぷうりばの立体文字は国鉄っぽい雰囲気が感じられる
駅舎内部は待合室となっており、佐川町の観光案内所も入居している
改札口付近には国鉄時代から残っていると思われる表示器がある。
ホーム側から見た駅舎の様子。特徴的な明かり取りの窓はやはり目立っており、当駅駅舎の象徴ともいえる存在感を放っている。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違い・折り返しが可能である。
駅舎反対側の2番のりば須崎・窪川・中村方面ホームへは構内踏切を渡る必要がある
2番のりばホーム上にも待合所が設けられている
2番のりば待合所の様子
2番のりば待合所には国鉄っぽい方面看板が設置されている。手書き文字のように見えるが、よく見ると立体文字となっている。
2番のりばの番線標。手書きであるものと推測される
2番のりば同様の番線標は1番のりばにも設置されている。
1番のりばには国鉄風赤矢印の方面看板が設置されている。
このほか、1番のりばには横長タイプの方面表示看板も設置されている。
構内踏切付近にも国鉄風看板が設置されている。この「危険」看板もよく見ると立体文字である
構内踏切付近に設置されている看板。国鉄看板かどうかは定かではない。
当駅に設置されている看板類の中で最も国鉄風のものが改札内に設置されている便所案内看板である。このように、当駅構内には国鉄風の看板が複数設置されているが、いずれも国鉄看板であるという明確なエビデンスは存在しない。
当駅駅舎付近には白ポストが設置されている。白ポストは適度に錆び付いており趣ある風情が感じられる。

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所在地:高知県高岡郡佐川町
乗入路線
土讃線

西佐川駅

土讃線の駅、西佐川の改札画像です。

駅名標。当駅は佐川駅の1駅高知寄りに位置するが、当駅付近では土讃線は南北に走行しており、佐川駅から見ると当駅は北西方向に位置している。
駅舎。アーチ状の庇が特徴的な木造駅舎は佐川町が管理しており、佐川町の手によって耐震工事等が実施された。
駅舎に掲げられた1種駅名標は国鉄っぽい立体文字となっている。
改札口。当駅は佐川町による業務委託が行われているが、集改札は特に行われておらず、無人駅同然の扱いとなっている。
佐川町への駅舎譲渡に伴い駅舎内は改装され、かつて駅事務室として使用されていたスペースは仁淀ブルー観光協議会の事務所となっている。
駅舎内には待合スペースと便所が設けられている。便所は佐川町による改修で美しく使い勝手が良くなったようだ。
ホームは2面3線となっており、列車の行き違いが可能となっている。中線である2番線が一線スルー式の本線であり、特急列車の通過に使用しているようである。普通列車は1番・3番のりばから発着する。
ホーム間の移動は跨線橋にて行う。なお、当駅は1997年冬季の青春18きっぷポスターにロケ地として使用され、この跨線橋が写っているようである。
跨線橋には須崎・窪川方面は橋を渡るよう案内する看板が設置されている
跨線橋内階段付近の様子
跨線橋内の様子。壁は木造となっていることがわかる
当駅の駅舎は西側にのみ設けられているが、東側への連絡跨線橋が後付けで建設された結果、現在では東側からも出入りできるようになっている。
当駅の2番・3番のりばホーム上には待合室が設けられているが、木造の趣ある造りとなっている。
待合室外観は駅舎以上に歴史を感じさせる雰囲気が感じられる
待合室内部の様子。レトロ感が感じられる雰囲気が漂う。
当駅の長い歴史の生き証人である待合室には多数のもじ鉄案件がみられる。
待合室出入口付近には通票時代の看板が残っているが、錆により表示は相当読み難くなっている。
待合室外側には以前方面案内がダイレクトに書かれていたようで、「須崎・中村方面のりば」と書かれていた痕跡が残る。
このほか、待合室には番線標も設置されている。
表示が少し薄くなった番線標
1番のりばにも縦書きの番線標が設置されている。四国では番線の数字を○で囲って①のように表記する例が多くみられる。
跨線橋に設置された2番のりばの番線標
跨線橋に設置された3番のりばの番線標
取材時、当駅に「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」号が運転停車する様子を見ることができ、当駅の歴史ある待合室とものがたり列車のコラボを楽しむことができた。
当駅に侵入する須崎行き普通列車。土讃線では、須崎までは概ね1時間に1本の割合で普通列車が運行されている。

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所在地:高知県高岡郡佐川町
乗入路線
土讃線