有珠駅

室蘭本線の駅、有珠の改札画像です。

駅名標。駅名の通り、有珠山に最も近い鉄道駅は当駅となる(約3km)なお、有珠山方面へのバスが発着するのは洞爺駅または伊達紋別駅となる。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。
駅舎。山のような形をした屋根が特徴的な駅舎となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
かつて使用されていたと思われる窓口跡は封鎖されている。
駅舎内部は広々とした待合スペースとなっている。水色の外壁が特徴的である。
ホーム側から見た駅舎の様子。駅名が「うす」とひらがなで表記されている。
ホームは2面2線となっている。かつては2面3線構造を有していたが現在では中線は撤去されている。また、洞爺ー当駅間は単線区間、当駅ー長和間は複線区間となり、当駅が単線区間と複線区間の境界となっている。
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う。
当駅2番のりばにはホーローの番線標が残っていた。
裏側は表側より錆びが酷くなっている。

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所在地:北海道伊達市
乗入路線
室蘭本線

知床斜里駅

釧網本線の駅、知床斜里の改札画像です。

駅名標。当駅は長年「斜里駅」という駅名であったが、観光地として知名度の高い「知床」の名を冠することで利用者増に繋げる目的で、1998年に現在の駅名に改称された。
JR西日本の駅名標に似たデザインの駅名標も設置されている。このタイプの駅名標が設置されている駅はJR北海道ではかなり少数派となっている。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。前述の通り、当駅は1998年に駅名が改称されているため、このホーロー駅名標はそれ以降に設置されたものとなる。
駅舎。増築により斜里町の観光センターと一体化した横に長い駅舎となった。
改札口。有人駅であり、係員による集改札が行われる。釧網本線の中間駅では当駅は最も利用者が多い駅である。
当駅にはみどりの窓口・自動券売機が設置されている。
駅舎内部は待合室となっている。
斜里町の観光センター内部の様子。テーブルや椅子が置かれ待合室同然に利用できる。
ホームは2面3線であり列車の行き違い・折り返しが可能である。
駅構内には側線が設けられており、比較的広い構内を有する。
当駅の跨線橋は重厚で歴史を感じさせる造りとなっている。
跨線橋内部の様子
駅構内にはコンテナが置かれている。
駅前にあるモニュメント。当駅は知床観光の拠点となる駅である。世界遺産センターや観光船の発着港があるウトロ地区へは約40km離れており、当駅からバス連絡となる。

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所在地:北海道斜里郡斜里町
乗入路線
釧網本線

芽室駅

根室本線の駅、芽室の改札画像です。

駅名標。ねむろ本線にあるめむろ駅には特急とかち号、おおぞら号も停車する。当駅始発・終着となる普通列車も存在し、釧路駅からは「ねむろ行」「めむろ行」の両方が発着する。根室と芽室の間は300km近く離れており、最速でも移動に4時間半を要するため、間違えないよう十分注意しよう。
当駅にもホーロー縦型駅名標が残っていた。
当駅設置の名所案内看板。地元・芽室町の次世代に引き継ぎたい財産が「芽室遺産」として紹介されている。
駅舎。からくり時計のある時計台が特徴的な駅舎となっている。
改札口。有人駅であり、係員による集改札が行われる。
当駅にはみどりの窓口および簡易型自動券売機が設置されている。
駅舎内部は待合室となっている。
ホームは2面3線となっており、列車の行き違い・折り返しが可能である。ホームは千鳥配置となっている。
当駅の跨線橋は木造の歴史を感じさせる造りとなっている。
当駅が立地する芽室町は十勝地方の中心都市・帯広市に隣接していることもあり比較的人口が多く、当駅も帯広方面への通勤・通学客を中心に利用者が比較的多い。
取材時は国鉄色のキハ40系の姿も見ることができた。ホーロー駅名標のサッポロビール広告部分の白塗りは2021年夏以降に実施され、キハ40系は2022年春のダイヤ改正で帯広地区の運用から撤退した。サッポロビール広告が白塗りされたホーロー駅名標とキハ40系の組み合わせは2021年夏〜2022年春頃の半年程度のみ見られた貴重な組み合わせとなる。

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所在地:北海道河西郡芽室町
乗入路線
根室本線

久根別駅

道南いさりび鉄道の駅、久根別の改札画像です。

駅名標
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されていた。
駅舎。赤いトタン屋根が特徴的な木造駅舎となっている。
当駅の1種駅名標は手書きと思われる。
当駅は無人駅であり、改札口は存在しない。自動券売機が設置されている。
駅舎内部の様子
駅舎内部の様子
ホームは2面3線となっており、列車の行き違いが可能である。ホームの幅が狭いため通過列車には注意しよう。
2番・3番のりばには手書きと思われる番線標が設置されていた。
当駅を通過する貨物列車。道南いさりび鉄道線の存在意義は旅客列車よりも貨物列車の方が大きく、青函トンネルを経由して本州と北海道を結ぶ物流の大動脈の一部を担っており、貨物列車が頻繁に通過する様子を見ることができる。

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所在地:北海道北斗市
乗入路線
道南いさりび鉄道

仁木駅

函館本線の駅、仁木の改札画像です。

駅名標。当駅を含む函館本線の長万部ー小樽間は通称「山線」と呼ばれるローカル線である。2030年度に予定されている北海道新幹線札幌延伸時までに、山線の全区間が廃止となる予定である。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている。
駅舎。三角屋根が特徴的な鉄筋コンクリート造りの駅舎となっている。
駅舎に取り付けられた1種駅名標からは国鉄の趣が感じられる。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。かつて改札ラッチがあったと思われる痕跡のみが残っている。
駅舎内部の様子
駅舎内部は広々とした待合室となっている。
ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能である。
当駅駅前からは予約制バスである「ニキバス」が発着する。なお「ネキバス」は存在しないため注意しよう。

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所在地:北海道余市郡仁木町
乗入路線
函館本線