小長井駅 長崎本線の駅、小長井の改札画像です。 駅名標。当駅にはJR九州デザインの駅名標はなく、国鉄風デザインの駅名標のみである。当駅は長崎本線において長崎県最東端の駅であり、隣の肥前大浦駅は佐賀県となる。 駅舎。「ハートフルこながい」という愛称のついた、洋館風デザインの比較的新しい建物となっている。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。駅舎内には自動券売機が設置されている。 駅舎内部の様子。奥には便所が設置されている。 駅舎内部は待合室となっている 駅舎からホームへは跨線橋を渡って移動する。 前述の通り、当駅ー肥前大浦間で県境を超えるため、当駅で長崎方面へ一部列車が折り返す。当駅から、県境を越えて肥前山口方面へ運行される列車は1日7本で、非常に少ない。 ホームから跨線橋と駅舎を望む。 跨線橋には屋根がないため、柵には「ここからあぶない」と書かれた看板が設置されている。看板には柵に登って様々な遊びを試みるクレイジーな少年のイラストが入る。 ホームには屋根が設けられていないが、小ぢんまりとした待合室が設けられている。 ホームは島式1面2線となっており、行き違い可能となっている。 ホームの肥前山口寄りには、「一時停止線」と書かれた乗務員向けと思われる錆び付いた看板がある。 当駅は海と線路が非常に近い位置にある「海の見える駅」である。ホームからは諫早湾が望め、天気が良いと有明海越しに雲仙普賢岳が見える。諫早湾を含む有明海は干潟が広がる箇所が多く、当駅付近の海も干潟となっていることがわかる。 諫早ー肥前山口間で長崎本線と並行して走る国道207号。沿道のうち当駅ー長里駅付近の小長井地区には、フルーツをかたどったバス停が設置されている。 このバス停は、1990年の長崎旅博覧会の際、佐賀県との県境に位置する旧小長井町が、長崎県の玄関口として訪れた人々を和ませる目的で、グリム童話のカボチャの馬車をモチーフに設置したものである。 沿道には様々なフルーツをモチーフとしたバス停がある。なお、当駅付近の長崎本線は県境越えを控えた閑散区間で、普通列車は7〜9往復/日の運行であるのに対し、バスは1〜2本/時の運行で、圧倒的に本数が多い。 ————————————— 所在地:長崎県諫早市 乗入路線 ■ 長崎本線