石狩沼田駅 留萌本線の駅、石狩沼田の改札画像です。 駅名標。当駅は現在留萌線の単独駅であるが、1972年まで札沼線も発着しており、同線の終着駅であった。札沼線の「沼」は当駅を指す。札沼線は1972年に当駅ー新十津川間が、2020年に新十津川ー北海道医療大学間が廃止となった。現在は札幌と北海道医療大学とを結ぶ、札沼線という名前は名ばかりの路線となっている。 当駅にはホーロー製の縦型駅名標が設置されている。 駅舎。木造駅舎でこそないものの、独特のレトロ感が漂う、エモい駅舎である。 当駅は簡易委託駅で係員が配置されているが、出改札業務は行わないものと思われる。 当駅には窓口があり、平日の7:20〜13:40に限り営業している。土休日は窓口営業は行わないため、無人駅となる。 駅舎内部は広々とした待合室となっている。駅の造りから、留萌線の中間駅としては利用者が多いことがうかがえる。 ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可。かつては2面3線あり交換可能であったようである。 当駅に停車する留萌線の列車。単行のキハ54型による運行である。留萌線は厳しい経営であるとされるJR北海道の中でもトップクラスの閑散路線の1つであり、JR北海道からは廃止方針が出されている。このように、列車が発着する光景が見られるのもあとわずかかもしれない。 ————————————— 所在地:北海道雨竜郡沼田町 乗入路線 ■ 留萌本線