久代駅

山陰本線の駅、久代の改札画像です。

駅名標。日本にただ2つの「くしろ駅」の1つである。当駅よりも知名度の高い北海道の「くしろ駅」とは2,000km以上離れており、鉄路のみでは1日でたどり着くことはできない。
駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅であり、駅舎・改札口は存在しない。ホームへはダイレクトに行くことができる。
ホーム側から見た駅入口の様子。集札箱がしれっと置かれている。当駅は高台にあるため、駅直近の集落へは坂道を通って連絡する。
当駅へ通じる通路出入口の様子。車の誤侵入を防ぐため車止めのポールが設置されている。下から見るとかなり急な坂道であることがわかる。
ホーム上には鉄筋コンクリート造りと思われる簡素な待合室が設置されている。
待合室に設置された1種駅名標。手書きと思われる明朝体の字体が特徴的である。廃止となった旧三江線の駅でも同様の駅名標を多く見ることができた。
待合室内部の様子
ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能である。

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所在地:島根県浜田市
乗入路線
山陰本線

波子駅

山陰本線の駅、波子の改札画像です。

駅名標。当駅には一部の特急「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」号が停車する。
駅舎。開業当時から使用されている木造駅舎であり、外観・内装のリニューアルがなされている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
取材当時は有人駅であり、集改札業務や出札業務が行われていたが、JR西日本管区全域で進む合理化の一環により、2022年3月末をもって完全無人駅となった。
駅舎内部は広々とした清潔感ある待合室となっている。
駅舎内部には交流サロン「はっしー」も設けられている。「波子(はし)駅」なのではっしーという安直すぎるネーミングセンスである。
ホームは島式1面2線であり列車の行き違いが可能である。
ホームへは構内踏切を渡って連絡する
ホーム上には築100年を超える木造の待合室が残っていた。
ホーム上待合室内部の様子
当駅から徒歩圏内に水族館「しまね海洋館アクアス」があり、ホームには看板も設置されている。目玉はシロイルカであり、イルカショーでは「幸せのバブルリング®︎」と呼ばれるバブルリングを見ることもできる。
当駅から水族館へは連絡通路が整備されている。
水族館があるためか駅併設の便所も比較的綺麗であり、「急に便意が来たので…(QBK)」となっても安心・安全である。

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所在地:島根県江津市
乗入路線
山陰本線

敬川駅

山陰本線の駅、敬川の改札画像です。

駅名標。ラインカラー対応となっている
駅入口。当駅はホームと待合室があるのみの無人駅となっており、駅舎と改札口は存在しない。ホームへはダイレクトに行くことができる。
当駅待合室の様子
ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能である。

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所在地:島根県江津市
乗入路線
山陰本線

都野津駅

山陰本線の駅、都野津の改札画像です。

駅名標。ラインカラー対応である。
当駅設置の名所案内看板
駅舎。一見すると鉄筋コンクリート製の駅舎に見えるが、開業当時の木造駅舎の一部を増築したものと推測される。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
かつての窓口跡は封鎖されている。簡易型の自動券売機が1台設置されている。
駅舎内部は待合室となっており、椅子のみならず丸テーブルも設置されていることが特徴的である。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能である。

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所在地:島根県江津市
乗入路線
山陰本線

浅利駅

山陰本線の駅、浅利の改札画像です。

駅名標
駅舎。開業当時からのものと思われる木造駅舎が残る。かつての駅事務室のスペースに山陰合同銀行の支店が入居しているため、当駅前には銀行を利用する利用者の車が駐車する光景がしばしば見られる。
駅舎に掲げられた1種駅名標は国鉄時代からのものと思われる。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
改札口跡には集札箱があるほか、改札ラッチの名残と思われる金属製の棒が残っている。
かつて窓口や駅事務室があったと思われる箇所には、前述の通り銀行が入居しているため、現在は当時どのような構造であったか伺い知ることは難しい。
駅舎内部は待合室となっている
ホームは単式1面1線の棒線駅となっており、列車の行き違いは不可能である。
かつては島式1面2線構造を有していたと思われ、ホームの駅舎側には線路を撤去した名残と思われるスペースがみられる。
ホームと駅舎を結ぶ通路はかつて構内踏切であったものと思われる。
また、ホーム出入口付近にはかつて見張台か何かが建っていたと思われる土台のみが現在も残っている。
ホーム上の待合室は木造の趣あるものとなっている。屋根瓦は白い独特なものである。
木造待合室の屋根の鬼瓦にはJRロゴが入っている。このタイプの鬼瓦は、主に山陰地区の木造駅舎や木造待合室の屋根瓦でしばしば見かける特徴的なものである。
当駅の便所も、駅舎・ホーム待合室同様に木造の趣ある造りとなっている。しかし使用には勇気が要りそうだ。
駅舎側面には「駐車禁止」と書かれた木製手書き看板がある。
ホーム上には、○の中に□が書かれた謎の手書き記号が書かれている。
反対側には、○の中に△が書かれた記号が同様に手書きで書かれている。おそらく、タブレット閉塞時代の通票記号の名残と思われるが、真実は定かではない。

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所在地:島根県江津市
乗入路線
山陰本線