高田駅 長崎本線の駅、高田の改札画像です。 駅名標。長与町の木・花であるウメのイラストが入っている。当駅は長崎本線のうち、浦上ー喜々津間を長与経由で結ぶ旧線の駅である。 2021年春に設置された新デザイン駅名標。当駅周辺の桜並木、当駅周辺にある4つの学校を花びらに見立ててデザインしている。シンボルマークは天満宮公園付近にある天満宮神社となっている。 駅全景。当駅は1994年に開業した、長与支線で最も新しい駅である。 駅舎。当駅の駅舎は出改札機能があるのみの小ぢんまりとした簡易的な駅舎となっている。 改札口。有人駅となっており、IC専用簡易改札機が設置されている。自動券売機も設置。 改札内から見た改札口の様子 自動きっぷうりばの看板は手書きっぽい独特の雰囲気が漂う 当駅には小ぢんまりとした窓口があり、乗車券等の購入が可能である。 窓口付近の「きっぷ売場」看板は手書きっぽい独特の雰囲気が漂う。 駅舎内が手狭なため、待合スペースはホーム上の屋根下に設けられている。 ホームは単式1面1線の棒線駅であり、行き違い不可能である。 ————————————— 所在地:長崎県西彼杵郡長与町 乗入路線 ■ 長崎本線(長与支線)
道ノ尾駅 長崎本線の駅、道ノ尾の改札画像です。 2021年春に設置された新デザイン駅名標。当駅は原爆投下時、負傷者救援列車の拠点を担った歴史があることから、平和への願いを込めて千羽鶴がデザインされている。シンボルマークは当駅の駅舎とお曲がり猫の駅長「ネル」となっている。 新デザイン駅名標の裏側は旧駅名標となっており、従来の駅名標をひっくり返して新駅名標を設置したものと思われる。隣駅表示は逆になるため白く塗られている。 以前の駅名標。JR九州デザインのもので、近年交換されたためか状態が良好であった。名所・名物のイラストはなし。 イラスト入りタイプの駅名標も設置されているが、イラストなしタイプと比べ古いものと思われ、状態が悪い。イラストは西彼杵郡長与町の町の木・町の花であるウメのイラストであると思われる。 また、現在不使用のホーム跡には国鉄時代からの手書き駅名標も残る。なお、駅名標に書かれた駅所在地は全て「長崎県西彼杵郡長与町」となっているが、正式な駅所在地は長崎市であり、駅の敷地自体は長崎市と長与町にまたがっている。 駅舎。大正時代から残る重厚で趣ある木造駅舎であり、長崎地区でも有数の歴史を持つ。長崎に原爆が投下された際には当駅も被災しており、被爆構造物の1つとされている。 2021年取材時の駅舎の様子。従来、駅前には車や自転車が多数停まっており雑然とした印象があったが、駅前にコインパーキングが整備されたことにより、すっきりとした印象となった。 駅舎に掲げられた1種駅名標は木製・手書きのものとなっている。 改札口。IC専用簡易改札機が設置されている。 きっぷ売り場の様子。自動券売機のほか、窓口も設けられている。なお、取材時は窓口は営業しておらず、無人駅状態であった。 駅舎内部は広々としており、待合スペースも設けられている。 当駅前はJR九州が管理する駐車場となっており、利用方法はナンバーを書いた紙とお金を一緒にポストに入れるという、独特なスタイルとなっている。 当駅には「駅長」がおり、駅舎内には駅長室が設けられている。駅長室の脇には駅長専用の食事処もあり、運が良ければ駅長が食事する様子を見ることができる。 ネコ駅長の名前はネルと言うそうで、本物の駅長が「よく寝るから」という理由で名付けたようである。 取材時は、団子のように丸まって名前の通り爆睡する駅長の姿を見ることもできた。 ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可能である。かつては相対式ホームで交換可能であったようで、現在も旧ホームの遺構が残っている。 ————————————— 所在地:長崎県長崎市 乗入路線 ■ 長崎本線(長与支線)
西浦上駅 長崎本線の駅、西浦上の改札画像です。 駅名標。住吉中園商店街を中心ににぎわいを生み出している町並みがデザインされている。シンボルマークは住吉神社である。 以前の駅名標。JR九州デザインとなっており、長崎市の花であるアジサイのイラストが入っていた。当駅は長崎本線のうち、喜々津ー浦上間を長与経由で結ぶ旧線にある駅である。 駅舎。当駅の駅舎は簡易的な構造となっている。 駅舎内部。当駅は無人駅となっており、IC専用簡易改札機が設置されている。 駅舎内には、IC簡易改札機のほか、自動券売機、自動販売機、集札箱が置かれている。 ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可能である。長崎本線新線が電化されているのに対し、旧線はトンネル断面が小さいこともあり、非電化となっている。 駅舎は非常に手狭であるため、待合スペースはホーム屋根下のベンチのみとなっている。 ————————————— 所在地:長崎県長崎市 乗入路線 ■ 長崎本線(長与支線)
小長井駅 長崎本線の駅、小長井の改札画像です。 駅名標。当駅にはJR九州デザインの駅名標はなく、国鉄風デザインの駅名標のみである。当駅は長崎本線において長崎県最東端の駅であり、隣の肥前大浦駅は佐賀県となる。 駅舎。「ハートフルこながい」という愛称のついた、洋館風デザインの比較的新しい建物となっている。 当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。駅舎内には自動券売機が設置されている。 駅舎内部の様子。奥には便所が設置されている。 駅舎内部は待合室となっている 駅舎からホームへは跨線橋を渡って移動する。 前述の通り、当駅ー肥前大浦間で県境を超えるため、当駅で長崎方面へ一部列車が折り返す。当駅から、県境を越えて肥前山口方面へ運行される列車は1日7本で、非常に少ない。 ホームから跨線橋と駅舎を望む。 跨線橋には屋根がないため、柵には「ここからあぶない」と書かれた看板が設置されている。看板には柵に登って様々な遊びを試みるクレイジーな少年のイラストが入る。 ホームには屋根が設けられていないが、小ぢんまりとした待合室が設けられている。 ホームは島式1面2線となっており、行き違い可能となっている。 ホームの肥前山口寄りには、「一時停止線」と書かれた乗務員向けと思われる錆び付いた看板がある。 当駅は海と線路が非常に近い位置にある「海の見える駅」である。ホームからは諫早湾が望め、天気が良いと有明海越しに雲仙普賢岳が見える。諫早湾を含む有明海は干潟が広がる箇所が多く、当駅付近の海も干潟となっていることがわかる。 諫早ー肥前山口間で長崎本線と並行して走る国道207号。沿道のうち当駅ー長里駅付近の小長井地区には、フルーツをかたどったバス停が設置されている。 このバス停は、1990年の長崎旅博覧会の際、佐賀県との県境に位置する旧小長井町が、長崎県の玄関口として訪れた人々を和ませる目的で、グリム童話のカボチャの馬車をモチーフに設置したものである。 沿道には様々なフルーツをモチーフとしたバス停がある。なお、当駅付近の長崎本線は県境越えを控えた閑散区間で、普通列車は7〜9往復/日の運行であるのに対し、バスは1〜2本/時の運行で、圧倒的に本数が多い。 ————————————— 所在地:長崎県諫早市 乗入路線 ■ 長崎本線
長里駅 長崎本線の駅、長里の改札画像です。 駅名標。JR九州デザインとなっており、駅所在地である諫早市の花であるツクシシャクナゲの写真入りである。この写真は東諫早駅の駅名標に入っているものと全く同じである。 駅舎。クリーム色の外壁と茶色い屋根が特徴的な駅舎は、屋根部分に明かり取りの窓が設けられており、洋館風のデザインとなっている。 駅舎内部は待合室となっている。 駅舎内部の様子。トイレ等が設けられている。 駅舎内部の様子。謎の扉があるが、カーテンがかけられており中の様子を伺い知ることはできない。 当駅の駅舎は、ホームから若干離れたところに建てられている。画像右側が駅舎、画像左側が長崎本線の線路である。ホームへは画像中央の一般道を通ってアクセスする。 駅舎と線路の間を通る一般道の坂を下りると、長崎本線の線路のガードに差し掛かる。 長崎本線のガード付近から見た駅舎の様子。若干離れていることがわかる。 ホームへの入り口はガード下に設けられている。無人駅であり改札口は存在しない。ホームへはダイレクトに入ることができる。なお、このガードは車も普通に通るため、利用時は車やバイク等に注意したい。 ガード下から通じる階段を上がると当駅のホームがある。 ホームから階段を望む ホームは島式1面2線で行き違い可能。ホームの幅は比較的狭く、屋根は階段のある肥前山口寄りにわずかな長さだけ設置されている。 ホームの長崎寄りの端には柵が設けられている。 ホーム端の柵付近には、「ここからあぶない」と書かれた看板があり、柵によじ登って様々な遊びを試みるクレイジーな少年のイラストが入っている。 当駅は比較的海に近い位置にあり、ホームからは有明海が望める。また、天気がよければ、有明海越しに雲仙普賢岳を望むこともできる。 一方、山側に目を向けると、日本の原風景とも言える田園風景が広がる。奥に見える山は多良岳である。 諫早ー肥前山口間において、長崎本線とほぼ並行に走っている国道207号。当駅ー小長井間を中心とした小長井地区の国道沿道には、突如としてイチゴやメロン等、フルーツをかたどった謎のモニュメントが登場する。 これは、バス停の待合室である。1990年の長崎旅博覧会の際に、佐賀県との県境に位置する旧小長井町が、長崎県の玄関口として訪れる人々の心を和ませる目的で、グリム童話のカボチャの馬車をモチーフに整備したものである。 沿道には、メロンやイチゴ以外にも様々なフルーツをモチーフとしたものが設置されている。なお、当駅周辺の長崎本線は県境越えを控えた閑散区間であり、普通列車は9往復/日程度の運行であるのに対し、バスは1〜2本/時運転されており、圧倒的に本数が多い。 ————————————— 所在地:長崎県諫早市 乗入路線 ■ 長崎本線