備後庄原駅 芸備線の駅、備後庄原の改札画像です。 自立式駅名標、庄原市の代表駅であり、市の中心部にも近い。 駅名標、三次方面からは当駅折り返しの列車も存在する。 貼り付け駅名標、国鉄風の駅名標になっている。 駅舎。1932年築の木造駅舎であり、2020年秋に大正ロマンをイメージしたデザインにリニューアルがなされた。リニューアルに伴い駅前広場も整備され、高速バスや路線バスも発着する交通の交接点として整備がなされている。 駅舎は便所等も併設されており、横に長い建物となっている。 リニューアル前の駅舎の様子。現在とデザインは異なるものの、基本的な形状は変わっていないため、あくまでも改築ではなくリニューアルであることがわかる。リニューアル前は赤瓦が特徴的な趣ある雰囲気であった。 改札口。有人駅となっており、係員による集改札が行われる。また、窓口で乗車券類の購入が可能となっている。 リニューアル前の改札口の様子。基本的な構造は大きく変わっていないことが伺える。 駅舎内部は待合室となっている。当駅には自動券売機は設置されていないため、乗車券類は窓口で購入する必要がある。 待合室内部の様子。待合室内にはテーブル・椅子とベンチが設けられている。テーブルがあるため飲食や勉強をしながら列車・バスを待つのに便利である。 当駅には待合室が2か所設けられている。また、駅舎内には顔はめパネルも設置されている。 こちら側の待合室には丸型テーブルと椅子が配置されているほか、展示がなされておりギャラリー的な使い方もされているようである。 リニューアル前の待合室の様子。待合室はリニューアル前後で大きく雰囲気が変わっており、同じ建物とは俄かには信じ難い状態となっている。 ホームは2面3線となっており、列車の行き違いが可能である。 駅舎リニューアル前のホームの様子。リニューアル前後を比べると、上屋が一部撤去されていることがわかる。 上屋が撤去された部分には広島東洋カープのモニュメントが設置されている。 上屋が残された部分の下にもカープモニュメントが設置されている。 駅舎リニューアル前のホーム上屋の様子。歴史を感じさせる造りとなっていた。なお、現在も一部撤去されたとはいえ上屋は残っており、上屋の構造が同じであることからも駅舎の解体はなされずリニューアルにとどまっていることが伺える。 駅舎反対側のホーム上には木造の待合室が残っていた。 待合室には手書きの番線標が残っていた。 また、駅舎側ホームである1番のりばの上家にも手書き番線標が残っていた。 跨線橋には「東城 新見方面」と書かれた手書きの方面看板が残っていた。 また、同様に跨線橋内には手書きと思われる出口看板も残っていた。口の字の中に階段を上る人のピクトグラムが描かれていることが伺える。 当駅のホーム下には「左よし 指差確認 右よし」と手書きでダイレクトに描かれている。 改札口付近には「御乗車ありがとうございました」と書かれた手書き看板があるが、この看板はそれほど古いものではないと推測される。 ホーム上には水飲み場も残っており、芸備線が陰陽連絡線の一部として活気付いていた過去の面影が感じられる。現在の芸備線は1日5往復の列車が運行されるローカル線となっており、三次や広島への往来は駅前を発着するバスの方が本数が多く便利である。 ————————————— 所在地:広島県庄原市 乗入路線 ■ 芸備線
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