輪島駅 七尾線の駅、輪島の廃駅画像です。 駅名標、当駅は国鉄七尾線の終着駅として開業し、1991年にJR西日本からのと鉄道に移管されたが、のと鉄道七尾線の廃線に伴い2001年4月1日に廃止された 当駅の現役時代、日本海方向の次駅欄に「シベリア」と書かれた駅名標が設置されていた。元々空白だった箇所にいたずらで「シベリア」と書かれたものを、当時の駅長の配慮により正式な表記とされ当駅の名物となった。廃止となった今も、「シベリア」表記が再現された駅名標のレプリカが設置されている 当駅廃止後、駅跡は道の駅輪島「ふらっと訪夢(ふらっとホーム)」に再整備され、鉄道駅が道の駅へと生まれ変わった。駅前にはバスターミナルが設けられ、金沢駅・のと里山空港方面への特急バスが発着し、鉄道駅時代と同様に輪島市の玄関口として機能している 道の駅の建物には「輪島駅」のプレートが取り付けられているが、これは鉄道駅時代の駅舎で使用されていた駅名標を移設したものであり、かつてこの場所に輪島駅が存在したことを示すものである 道の駅輪島内には輪島駅をイメージしたモニュメントが設けられており、線路・ホーム・駅名標・車輪・転轍機が設置されている 当駅はかつて七尾線の終着駅であったことからか、終着駅らしく「車止め」も再現されている 営業当時とは大きく異なる姿ではあるが、かつてこの場所に駅があり汽車が発着していたことを我々に教えてくれる ————————————— 所在地:石川県輪島市 乗入路線 ■ 七尾線
能登三井駅 七尾線の駅、能登三井の廃駅画像です。 駅名標、当駅はのと鉄道七尾線穴水ー輪島間の廃止に伴い2001年4月1日に廃止された。取材時は営業当時に使用されていた駅名標がそのまま保存されていた 当駅に設置されていたホーロー駅名標、取材時は駅舎内で営業していたカフェの店内に保存されていた(許可を得て撮影) 駅舎、営業当時に使用していた木造駅舎がそのまま残されている。現在はバス待合所として活用されているほか、駅舎内にはカフェも設けられている 駅舎には営業当時に使用されていたホーロー駅名標がそのまま残されていた かつての改札口跡、廃止時点では無人駅となっていた かつて駅事務室があったと思われる箇所には前述の通りカフェが営業していた 駅舎内には便所も設けられている 駅舎ホーム側には複数のベンチが設置されている かつてホームがあったと思われる箇所を望む、現在はホームは撤去されており、駐車場に転用された。駅名標と駅舎のみがこの地に駅があったことを語る生き証人となっている 駐車場側から駅舎付近を望む。この地に駅があったことは、もはやぱっと見ではわからなくなってしまっている ————————————— 所在地:石川県輪島市 乗入路線 ■ 七尾線
中鶴来駅 北鉄石川線の駅、中鶴来の廃駅画像です。 駅全景。当駅は2009年の北鉄石川線鶴来ー加賀一の宮間の廃線に伴い廃止となった。当駅付近にはかつて鶴来高校があり通学客の利用があったが、鶴来高校が鶴来駅付近に移転後は閑散化した。 当駅付近の線路跡は廃線から10年近くが経過した取材当時でも、架線や線路は撤去されることなく運行当時のまま残されていた。ただ、踏切跡では、線路に立ち入ることが出来ないようバリケードがなされていた。 当駅ー鶴来駅間の廃線区間にある線路跡。やはり、架線柱や線路・架線は撤去されずに残されていることがわかる。 ————————————— 所在地:石川県白山市 乗入路線 ■ 石川線
中居駅 のと鉄道能登線の駅、中居の廃駅画像です。 当駅はのと鉄道能登線の駅として営業していたが、2005年に同線の廃止に伴い、廃駅となった。当駅は能登線の起点駅かつ、現在ののと鉄道終着駅である穴水駅の隣駅であった。廃駅となり約15年が経過しているが、現在もホームへの入り口が残っている。 中居駅のホーム跡。線路は剥がされているがホームと待合室跡は残っている。 中居駅全景。今でも列車が来そうな雰囲気すら漂わせている。 かつて踏切だった場所からかつて線路であった場所を望む。 廃線から10年以上が経ち、線路は剥がされ、草に覆われてしまっている。 ————————————— 所在地:石川県鳳珠郡穴水町 乗入路線 ■ のと鉄道能登線
加賀一の宮駅 北鉄石川線の終着駅、加賀一の宮の廃駅画像です。 駅舎。加賀一の宮として知られる白山比咩(しらやまひめ)神社の最寄駅であった当駅の駅舎は、神社の最寄駅としてふさわしい、重厚な趣ある駅舎を有していた。現在、駅跡は「一の宮」バス停となっており、白山ろく方面のバスが停車する。 営業当時(2006年ごろ撮影)の駅舎の様子。営業当時は木製の趣ある駅名標が取り付けられていた。 ホーム跡の様子。線路跡には草が生い茂ってはいるものの、ホームや線路、架線柱はそのまま放置されており残っていた。 営業当時、ホームに停車していた列車の様子。現在の石川線と同じ、元東急の車両が使用されていた。また、現役当時はホーム屋根があったが、廃線となった現在は撤去されたことがわかる。 当駅ー中鶴来間の廃線跡の様子。廃線から10年以上経った取材当時でも、線路・架線柱・架線いずれも営業当時のまま残っていた。また、石川線の架線は、普通鉄道としては珍しい「直接吊架式」であったことがわかる。 ————————————— 所在地:石川県白山市 乗入路線 ■ 石川線