讃岐財田駅

土讃線の駅、讃岐財田の改札画像です。

駅名標。当駅は香川県に位置するが、隣の坪尻駅は徳島県となる。
「WELCOME香川県」のロゴ入り駅名標も設置されている。
ホーム上には錆び付いて読み難くなった鉄板手書きの縦型駅名標が残っていた。
駅舎。リニューアルされた木造駅舎が長年使用されていたが、老朽化に伴い2023年末頃から解体工事に入っている。
駅舎の横には大きなタブの木が植えられている。樹齢は700年〜800年とされており、香川県の保存木に指定されている。土讃線の建設の際はこの木を避けるように線路が敷設された経緯があるようである。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
かつての出札窓口の後は封鎖されている。取材時、出札窓口付近には著作権違反が疑われる置物が置かれていた。
駅舎内は待合室となっている。駅舎を覆うようにタブの巨木が生えているため、駅舎内は昼間でも薄暗くなっている。
ホーム側から見た駅舎の様子
ホームは2面3線となっており、列車の行き違いが可能である。
ホーム上にも待合室が設けられている。
当駅ではホーム同士の行き来は構内踏切で行う。
構内踏切付近には「左右をよく見てお渡りください」と書かれた手書き看板が残っていた。

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所在地:香川県三豊市
乗入路線
土讃線

黒川駅

土讃線の駅、黒川の改札画像です。

駅名標
駅入口。当駅は盛り土上にホームがあるのみの無人駅であり、駅舎および改札口は存在しない。
ホームから見た駅出入口の様子。ホームが高い位置にあることが伺える。
ホーム上に待合スペースが設けられている。
ホームは単式1面1線の棒線駅であり列車の行き違いは不可能である。
前述の通りホームが高い位置にあるためホームからの眺めは良好である。

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所在地:香川県仲多度郡まんのう町
乗入路線
土讃線

塩入駅

土讃線の駅、塩入の改札画像です。

駅名標
「WELCOME香川県」のロゴ入り駅名標も設置されている。
取材時、当駅には鉄板の縦型駅名標が残っていたが、現在は柱の更新に伴い全て撤去されてしまったようだ。残存当時も、劣化により駅名はほとんど見えなくなっていた。
駅舎。外観が改修された木造駅舎が使用されている。
当駅は無人駅であり、改札口は存在しない。
ホーム側には集札箱が設けられている。
駅舎内に自動券売機は設置されていない。
駅舎内部は待合室となっている。
ホームは相対式2面2線であり列車の行き違いが可能である。
跨線橋から見下ろしたホームの様子
駅舎反対側からもホームへ出入りできる勝手口が設けられている。
1番のりばには手書きの縦型番線標が残っていた。

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所在地:香川県仲多度郡まんのう町
乗入路線
土讃線

琴平駅

土讃線の駅、琴平の改札画像です。

駅名標。讃岐の金毘羅さんとして知られる神社・金刀比羅宮の最寄駅であり、特急列車を含む全ての列車が当駅に停車する。土讃線は多度津ー当駅間が電化されており、当駅始発・終着列車が多数存在する。
駅舎。近年リニューアルされた、洋風デザインの木造駅舎が特徴的である。木造駅舎は国の登録有形文化財にも指定されている。
改札口。有人駅であり、係員による集改札が行われる。交通系IC専用の簡易改札機が設置されている。当駅は土讃線におけるICOCAエリアの南端にあたり、当駅から阿波池田・高知方面へはICOCA等の交通系ICカードで乗車することはできない。
きっぷうりばの様子。取材時はみどりの窓口が営業していたが、現在は窓口は閉鎖され、みどりの券売機プラスが設置されている。香川県有数の観光地であるこんぴらさんの最寄駅であるためか、コインロッカーもかなりの台数が設置されている。
駅舎内部の様子。待合スペースが設けられているほか、売店としてセブイレが設けられている。景観に配慮してか、セブイレの看板の色は茶色となっている。
駅舎内部の待合スペースの様子
駅舎内には、観光列車「四国まんなか千年ものがたり」専用のラウンジが設けられている。
ホームは2面4線であり、列車の行き違い・折り返しが可能である。当駅は土讃線の電化区間・非電化区間の境界にあたり、当駅から多度津・高松方面が電化区間、阿波池田・高知方面が非電化区間となる。高松・多度津方面から当駅で折り返す普通列車が多数運行されており、当駅から阿波池田・高知方面へ運行される普通列車の本数は激減する。
当駅のホーム上屋は木造の趣ある造りとなっている。
当駅の跨線橋もまた、上屋同様に趣ある造りとなっている。
ホーム上にも、階段の出入り口付近に出場専用の簡易改札機が設置されており、早朝・夜間の無人時間帯に使用するようである。運賃収受に熱心なJR四国の姿勢が垣間見える。
1番のりばに設けられた出場用簡易改札機。使用しない時間帯にはカバーがかけられている。
当駅ホーム上には船を模したと思われる形状をした洗面台が残っていた。
駅前には手荷物の一時預かり所が設けられている。
手荷物預かり所には手書き看板も残っていた。

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所在地:香川県仲多度郡琴平町
乗入路線
土讃線

善通寺駅

土讃線の駅、善通寺の改札画像です。

駅名標。「WELCOME香川県」のロゴが入っている。
駅舎。1889年の開業時からの木造駅舎が使用されている。武豊線亀崎駅の駅舎と並んで日本最古級の現役駅舎の1つとされており、大変貴重な歴史的建造物である。
改札口。有人駅であり、IC専用簡易改札機が設置されている。土讃線では飛び地でICOCAが導入されており、土讃線内でICOCA等の交通系ICが利用可能なのは当駅と琴平駅に限られる。
きっぷうりばの様子。当駅にはみどりの券売機プラスと自動券売機が設置されている。
駅舎内部には待合スペースが設けられており、売店としてセブイレも入居している。
ホーム上には早朝・夜間の無人時間帯に使用するIC専用簡易改札機が設けられている。
ホームは2面3線となっており、列車の行き違いが可能となっている。
当駅のホーム上屋は駅舎同様歴史ある造りとなっている。
当駅の跨線橋もまた、板張りの歴史ある造りとなっている。
1番のりばには鉄板の番線標が残っていた。
筆文字・手書きタイプの番線標も設置されている。
2番のりばに設置された筆文字・手書きタイプの番線標

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所在地:香川県善通寺市
乗入路線
土讃線