愛冠駅 北海道ちほく高原鉄道の駅、愛冠の廃駅画像です。 駅舎、当駅は2006年春の北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(旧:JR池北線)廃止に伴い廃駅となったが、駅舎は現在も解体されずに残されている 屋根と外壁が一体化した左右対称の特徴的な形状をした小ぢんまりとした駅舎である 駅舎内は現在カフェ・レストランに改装され再利用されている(許可を得て撮影) 当時のホーム入口の様子 ホームも解体されずに残されており、営業当時は単式1面1線の棒線駅出会ったことが伺える。なお線路と駅名標は残念ながら撤去されてしまったようだ 線路跡から駅構内を望む ————————————— 所在地:北海道足寄郡足寄町 乗入路線 ■ ふるさと銀河線
足寄駅 北海道ちほく高原鉄道の駅、足寄の廃駅画像です。 駅名標、当駅は北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(旧:JR池北線)の駅であったが、同線の廃止に伴い当駅も2006年4月21日に廃止となった 駅舎、「道の駅あしょろ銀河ホール21」と合築の駅舎であり、現在も鉄道営業当時の駅舎が残されている。鉄道営業時代は鉄道駅かつ道の駅という2つの顔をもっていたが、鉄道駅が廃止された現在は道の駅のみとなっている 鉄道営業当時はふるさと銀河線のホームを跨ぐように駅舎が建てられていた。廃止後、ホーム用地は道の駅の敷地拡張に転用されたが、現在も道の駅の建物内に鉄道営業当時の記憶を残すコーナーが設けられている 道の駅の建物内に保存された駅名標は当地に鉄道があった記憶を未来永劫語り継ぐことだろう このほか、JR北海道時代に使用されていた旧駅舎を模した建物が道の駅に隣接して保存されている。旧駅舎を模しているが、旧駅舎とは駅入口の位置関係が左右反転している点が大きく異なる ホーロー駅名標については営業当時に使用されていたものと思われる 旧駅舎を模した建物内部の様子 手書きの発車時刻表には「国鉄」と書かれたステッカーが貼られているが、北海道ちほく高原鉄道への転換日が「平成元年(1989年)6月4日」であることを考えると、「1.6.4現在」と書かれている時点でこの時刻表は北海道ちほく高原鉄道への転換後のものであり、「国鉄」という表記は嘘八百ということになる 「平成元年4月1日改正」の「国鉄」普通運賃表、国鉄からJRへの転換が昭和62年であることから、「国鉄」普通運賃というのは嘘八百であるが、「寝台料金」「急行料金」等の表記に時代を感じさせる 駅舎を模した建物の後側には僅かではあるものの線路が敷かれている 駅舎を模した建物裏側の様子 国鉄時代に設置されていた駅名標が保存されている、おそらくレプリカであるものと思われるが、書体等の再現性は高い 筆文字タイプのホーロー縦型駅名標が保存されており、こちらは本物であるものと思われる のりば1番と書かれた手書き看板、当時使用されていたものかどうかは不明である ————————————— 所在地:北海道足寄郡足寄町 乗入路線 ■ ふるさと銀河線
本別駅 北海道ちほく高原鉄道の駅、本別の廃駅画像です。 駅名標、当駅は北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(旧:JR池北線)の駅であったが、同線の廃止に伴い当駅も2006年4月21日に廃止となった 駅舎、ふるさと銀河線時代に使用されていた駅舎は、解体されずにそのまま国道242号の道の駅「ステラ★ほんべつ」の建物として使用されている。すなわち当駅は、鉄道駅から道の駅へと生まれ変わったことになる 当地に鉄道があった頃の記憶を残すべく、鉄道駅があった頃の跨線橋および線路の一部が道の駅の駐車場に保存されている 跨線橋は木造の立派な造りであったことがわかる 跨線橋の入り口には「↑橋をお渡り下さい」と書かれた「ハシカン」が残されていた、現在は橋を渡っても列車が待っていることは無いが、列車が来ていた頃の記憶をいつまでも後世に伝えてくれる存在でもある ————————————— 所在地:北海道中川郡本別町 乗入路線 ■ ふるさと銀河線
岡女堂駅 北海道ちほく高原鉄道の駅、岡女堂の廃駅画像です。 駅名標、駅名の由来はかつて存在した甘納豆メーカー「岡女堂」であり、同社本別工場の隣接地に同社負担の下新設された駅である。駅名標の駅名表記も同社のロゴとなっている。当駅は2006年4月にふるさと銀河線廃線に伴い廃止となったが、岡女堂自体も2006年11月末に経営破綻し、ふるさと銀河線と運命をともにしている 駅入口、旧岡女堂の工場敷地内から、ホームへ向かう長い通路が伸びていた ホーム入口の様子、画像左側に見える通路がホームへの入り口であった ホーム通路上には発車時刻表が残っており、北見方面が1日5本、池田方面が1日6本と僅かな運行本数にとどまっていたことが伺える ホームは単式1面1線の棒線駅であったようであり、現在ホームは残っているものの線路は撤去されている。日高山脈をモチーフにしたホーム上屋が特徴的である 岡女堂自体は経営破綻してしまったが、現在は「豆屋とかち」が岡女堂本別工場の土地・建物・設備および「岡女堂」の屋号を引き継いで現在も当地で甘納豆を製造している。当駅跡は豆屋とかちが保有するもので、当駅跡および工場に隣接して直売所も設けられている ————————————— 所在地:北海道中川郡本別町 乗入路線 ■ ふるさと銀河線