山川駅

JR日本最南端の有人駅、山川の改札画像です。

駅名標。指宿市のチョウに指定されているツマベニチョウのイラストが入っている。「幸せを呼ぶチョウ」とも言われるツマベニチョウは温暖な気候を好み、国内では宮崎・鹿児島・沖縄の3県のみに生息する。
自立式駅名標。当駅は指宿枕崎線における運行拠点駅の1つであり、約半数の列車が当駅で鹿児島中央方面へ折り返す。当駅以西の西頴娃・枕崎方面へ運行される列車は1日7往復にとどまる。
当駅周辺の名所案内
駅舎。鉄筋コンクリート造りの地平駅舎であり、外壁にはツマベニチョウのタイルアートが描かれている。
当駅駅舎の横には「JR日本最南端の有人駅」と書かれた木製の碑が建てられている。
JR日本最南端の駅は当駅から2駅西の西大山駅であるが、同駅は無人駅のため有人駅としては当駅がJR日本最南端にあたる。
当駅は有人駅ではあるが、ほとんどの時間帯が無人であることと、出札窓口のみの営業であるため集改札は行われない。
かつて使用されていたと思われる改札ラッチが残っている。
当駅には出札窓口のみ設けられており、自動券売機は設置されていない。
以前は自動券売機が設置されていたが、現在は撤去されてしまった(2016年11月取材)
前述の通り当駅はほとんどの時間帯が無人であり、窓口の営業時間は16:00〜18:00のみに限られる。「JR日本最南端の有人駅」とは名ばかりの状態となっていることが伺える。
駅舎内部は広々とした待合室となっている。
駅舎内部の様子
駅入口付近には行灯タイプのお手洗看板が設置されていた
ホームは相対式2面2線であり列車の行き違い・折り返しが可能である。
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う。
当駅は海に近い位置にあり駅前からは海を望むことができる。なお当駅は山川の市街地からは少し離れた箇所に位置しており、山川の市街地は画像奥側の対岸にあたる。

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所在地:鹿児島県指宿市
乗入路線
指宿枕崎線

喜入駅

指宿枕崎線の駅、喜入の改札画像です。

駅名標。鹿児島市観光農園グリーンファームを模した杉の木とログハウスのイラストが入る。
駅所在地が白塗りされた駅名標も存在する。当駅は指宿枕崎線の運行拠点駅の1つであり、半数程度の普通列車が鹿児島中央方面へ折り返す。
別タイプの駅名標も存在する。
駅舎。開業当時からの駅舎であるが、水車をイメージした飾り屋根がつけられた洋風のデザインにリニューアルされたため、一見すると歴史ある駅舎のようには見えない。
改札口。無人駅となっており、SUGOCA等の交通系IC専用の簡易改札機が設置されている。なお、指宿枕崎線では鹿児島中央ー当駅間でのみ交通系ICが利用可能であり、指宿・山川・枕崎方面への利用はできない。
改札内から見た改札口の様子
かつては有人駅であり、出札窓口も営業していたが駅遠隔案内システムの導入に伴い2020年に無人化された。有人駅時代は「喜びが入る喜入駅」ということで記念入場券を販売しており、受験シーズン等に購入する人がいたようである。
駅舎内部は待合室となっている
ホームは相対式2面2線であり列車の行き違い・折り返しが可能である。

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所在地:鹿児島県鹿児島市
乗入路線
指宿枕崎線

谷山駅

指宿枕崎線の駅、谷山の改札画像です。

駅名標。近年徐々に増えつつある水戸岡デザインの駅名標となっている。
駅舎。近年開業した高架駅舎は、茶色の外観にガラス張りのシンプルなデザインが特徴の駅舎となっている。
改札口。高架駅舎開業と同時に自動改札機が導入された。SUGOCA等の交通系ICが使用できる。
きっぷうりばの様子。みどりの窓口があるほか、自動券売機が設置されている。

柱はレンガ造りとなっており、天井には模様が入っている。駅舎の内装は全体的に暖色系の色合いでまとめられており、暖かな印象を与える。
改札内コンコースの様子
ホームは島式1面2線となっており、列車の行き違いが可能となっている。ホーム屋根には木材が使用されている。また、ガラス張りであるためホームまで光が届き、明るい空間となっている。

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所在地:鹿児島県鹿児島市
乗入路線
指宿枕崎線

鹿児島中央駅

全国の新幹線網で最南端の駅、鹿児島中央の改札画像です。

九州新幹線駅名標。当駅は九州新幹線の終着駅であり、全国に広がる新幹線網の南側の終点でもある。
在来線駅名標。鹿児島のシンボル・西郷どんと桜島のイラスト入りである。当駅には鹿児島本線・日豊本線・指宿枕崎線の3路線が乗り入れる。
駅舎。通称「中央駅」と呼ばれる当駅は人口約60万を擁する鹿児島県の県庁所在地・鹿児島市の玄関口である。駅ビル・アミュプラザには観覧車があり、鹿児島のランドマークとなっている。
在来線改札口。当駅は、JR九州では博多駅・小倉駅に次ぐ利用者数を誇る。
新幹線改札口
以前の新幹線改札口。以前はオムロン製の独自の改札機が設置されていたが、九州新幹線におけるEX予約のサービス開始に伴い、他の新幹線路線と同じ東芝製の改札機に更新された。(2016年11月取材)
新幹線のりかえ改札口
以前の新幹線のりかえ改札口(2016年11月取材)
当駅にはみどりの窓口と指定席券売機、自動券売機が設置されている。
駅舎内部の待合スペースは水戸岡鋭治氏デザインの木材を多用した空間となっている。
新幹線改札内コンコースには錦江湾と桜島がデザインされた美しいステンドグラスが設置されている。
新幹線ホームは2面4線となっている。九州新幹線の終着駅である当駅では全ての列車が当駅始発・終着となる。
当駅は日本の新幹線駅では最南端に位置しており、新幹線ネットワークの終点である。最北端の新幹線駅である北海道・新函館北斗駅からの距離は実に2326.3kmにも及ぶ。
在来線ホームは3面6線となっている。鹿児島本線・日豊本線・指宿枕崎線いずれも当駅始発・終着となる列車がほとんどである。
当駅前に鹿児島市電の鹿児島中央駅前電停があり、郡元、工学部前、神田、天文館通を経由する2系統のみが乗り入れる。
鹿児島市電の軌道敷は芝生により緑化されていることが特徴的で、ヒートアイランド現象の抑止、景観向上、騒音防止の効果があるとされる。鹿児島での成功をうけ、この取り組みは国内の他都市の路面電車でも行われるようになっている。

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所在地:鹿児島県鹿児島市
乗入路線
九州新幹線
鹿児島本線
日豊本線)
指宿枕崎線

指宿枕崎線の駅 一覧

指宿枕崎線
鹿児島中央 – 郡元 – 南鹿児島 – 宇宿 – 谷山 – 慈眼寺 – 坂之上 – 五位野 – 平川 – 瀬々串 – 中名 – 喜入 – 前之浜 – 生見 – 薩摩今和泉 – 宮ケ浜 – 二月田 – 指宿山川 – 大山 – 西大山 – 薩摩川尻 – 東開聞 – 開聞入野頴娃西頴娃御領石垣水成川頴娃大川松ケ浦薩摩塩屋白沢薩摩板敷枕崎