越中宮崎駅

あいの風とやま鉄道の駅、越中宮崎の改札画像です。

山側駅名標。あいの風鉄道の駅名標は山側と海側で色が異なり、山側は背景が海となるため青色である。当駅は富山県最東端の駅であり、あいの風とやま鉄道管轄の駅としても最東端である。
海側駅名標。山側が青なのに対し、海側は背景が山となるため緑色である。東隣の市振駅は新潟県となり、えちごトキめき鉄道管轄となる。当駅ー市振間の県境区間は、あいの風・えちトキいずれのフリーきっぷでも区間外となることが多い。
JR時代の駅名標
駅舎。副駅名「ヒスイ海岸駅」にちなんでか、駅舎の色合いがヒスイっぽい青緑基調となっている。
JR時代の駅舎。現在と外観の違いは駅名標が交換された程度で、大きな違いはない。
改札口。IC専用簡易改札機設置の無人駅。当駅はICOCAエリアの最東端にあたり、当駅以東の糸魚川方面へは交通系ICの利用ができない。逆に、当駅以西では山口県の山陽本線・南岩国駅までの各駅にICカードが導入されている。当駅ー南岩国間の距離は実に764.6kmにおよび、ICカードのエリアとしては日本一広い。
JR時代の改札口。ICOCAはあいの風鉄道移管後に導入されたため、JR時代は改札のない無人駅であった。
改札内から改札口を望む。集札箱が置かれている。
駅舎内部。かつての窓口跡には観光案内所が入居しており、臨時でヒスイ海岸等の観光案内を行なっているようである。
駅舎内部は待合室となっている。また、県境の無人駅には珍しくコインロッカーも設置されている。
駅舎からホームへは跨線橋を渡って移動する。
ホームは島式1面2線となっている。
ホームの端は立ち入り禁止となっており柵がなされているが…
立ち入り禁止看板に入っているあいの風鉄道のロゴが通常と異なる。通常は〜が縦に2つ並べられているが、この看板では横に〜が2つ並んでいる。
当駅に進入する糸魚川方面への普通列車。県境越えの流動が少ないのもあり、単行か2両での運転である。当駅はあいの風鉄道の駅であるが、ほとんどの列車がえちごトキめき鉄道の車両で運行される。あいの風鉄道の車両で運行される富山方面からの列車は、朝夕の一部列車を除けば、ほとんどが西隣の止まりとなる。
当駅駅前の様子。お食事処があり、越中宮崎名物である「たら汁」を食すことができる。当駅周辺には他にもたら汁の店があり、国道8号線沿いにはドライブイン感覚で複数の店舗が立地している。
駅前には、「ヒスイテラス」と名付けられた複合施設があり、ヒスイ海岸観光の拠点として使用されている。
当駅駅前すぐにあるヒスイ海岸。礫海岸であり、名前の由来は糸魚川市を流れる姫川の上流から流れてきたヒスイがこの海岸付近で打ち上げられることから。しかし、ヒスイを探しても見つけられるのはごく稀である。夏季は海水浴・キャンプ等でも賑わう。
ヒスイ海岸から東側を望む。奥にそびえる山々は天険・親不知であり、国道8号線や北陸道がへばりつくように通っていることがわかる。親不知は地理的・文化的に東日本・西日本を分けるとされており、そう言った意味で当駅は、富山県最東端の駅のみならず、西日本最東端の駅とも言えるかもしれない。

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所在地:富山県下新川郡朝日町
所属路線
あいの風とやま鉄道
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)

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