仁山駅

函館本線の駅、仁山の改札画像です。

駅名標、当駅の隣駅は「渡島大野駅」であったが、同駅は北海道新幹線開業に伴い「新函館北斗駅」に改名されたため、駅名がステッカー貼りとなっている
支柱の形が異なる駅名標も設置されている
当駅設置の名所案内看板、イラストが入っていたと思われるが色褪せてほとんど見えなくなっている
駅舎、赤色のトタン屋根が特徴的な開業当時からの木造駅舎となっている
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない
かつて使用されていたと思われるラッチ跡が残っていた
駅舎内部は待合スペースとなっている
駅舎内部の様子
ホーム側から見た駅舎の様子
駅舎からホームへはゆるい下り坂の通路を通って連絡する
ホームは相対式2面2線であり列車の行き違いが可能である
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う
駅舎反対側ホームの函館寄りには勝手口があり駅舎を通らずホームへダイレクトに行くことができる
駅舎から少し離れた箇所に白い木造の建物が建っている
この建物は取材時は便所として使用されていたが、現在は封鎖され利用できなくなっているようである。趣ある外観であるが使用には勇気が要りそうだ。
駅ホームから少し離れた箇所には「ようこそ」と書かれたモニュメントが建っている
裏側は「仁山駅へ」と書かれており、回転すると「ようこそ仁山駅へ」と読める構造となっているようだ。どのような目的で設置されたものか真相は定かではない。
また、ホーム付近の茂みの中には「駅」と書かれたモニュメントもあったが、こちらも何の目的で設置されたものか把握することはできなかった
当駅に進入するキハ40型使用の普通列車。新幹線駅から1駅とは思えないほどのどかな高原の無人駅である当駅に、ヨンマル充当の普通列車で訪れることができる時間は残り僅かであろう。    

—————————————
所在地:北海道亀田郡七飯町
乗入路線
函館本線

新函館北斗駅

北海道新幹線と函館本線の駅、新函館北斗の改札画像です。

新幹線駅名標、当駅は北海道新幹線の終着駅であり、日本最北端の新幹線駅である。北海道新幹線は2030年度以降に札幌駅までの延伸が予定されており、札幌延伸後は北海道新幹線の中間駅の1つとなる。
新幹線の縦型駅名標には「サッポロクラシック」の広告が入っている。
在来線駅名標、当駅はもともと函館本線の「渡島大野駅」として営業していたが、北海道新幹線の開業に伴い「新函館北斗駅」に改名し、新幹線と在来線の接続駅としての役割を担うこととなった。
在来線の縦型駅名標は道内でよく見かけるホーロー看板ではないが、サッポロビールの広告入りの駅名標となっている
駅舎、ガラス張りの開放感あるデザインとなっており、新幹線駅・在来線駅が一体化した橋上駅舎である
駅舎内部の様子、自由通路が併設されている
駅舎内部には待合室が設けられている
当駅にはみどりの窓口が設けられている
新幹線改札口、有人通路はオープンカウンター式となっている
出場側から見た新幹線改札口の様子
新幹線改札内から見た改札口の様子、出口改札とのりかえ改札口が視覚的にわかり易いよう案内されている
2F新幹線のりかえ改札口、在来線へののりかえ改札であることがひと目でわかるような表示がされている
在来線側から見た2F新幹線のりかえ改札口
1F新幹線のりかえ改札口、新幹線ホーム11番線・在来線ホーム1番線・2番線と同一平面上にあり、実質的に対面での乗り換えが可能な構造となっている
新幹線改札内から見た1Fのりかえ改札口の様子、7通路あるうちの6通路が在来線→新幹線に固定されている。これは、仙台・東京方面行き列車が新幹線11番線ホームのみから発車するため、在来線→新幹線の乗り換え需要の方が圧倒的に大きいためである。
1Fのりかえ改札口の有人改札はオープンカウンター方式となっている
1F新幹線のりかえ改札口の真向かいには札幌からの特急北斗号が発着する在来線2番のりばがあり、奥には函館からのはこだてライナーが発着する在来線1番のりばがある。改札を通ると仙台・東京方面行きの新幹線が停車している。この構造により、函館・札幌方面→仙台・東京方面への乗り継ぎを階段を登らずスムーズに行うことができる。
新幹線改札内コンコースの様子、待合スペースがあるほか、札幌都市圏以外では道内で唯一のキヨスクが営業している
新幹線ホームは相対式2面2線となっている。現在12番線として使用されているホームは島式となっており、将来札幌延伸した際に線路が増設可能な構造となっている。
当駅の新幹線発車案内、到着する新幹線は12番線を、発車する新幹線は11番線を使用する使い分けがなされていることが伺える
先述の通り当駅が北海道新幹線の終着駅であることから線路は行き止まりとなっている。2030年以降に予定されている札幌延伸に向けて、準備工事が進められていることがわかる。
札幌延伸が実現した際には、当駅ー札幌間は1時間10分程度で結ばれる計画となっており、在来線特急と比較して2時間程度の所要時間短縮、大雪や強風といった自然災害時の輸送安定性の向上等が期待されている。
在来線改札口、Kitaca対応の自動改札機が2通路設置されており、有人通路はオープンカウンター式となっている。
在来線用の自動券売機は1台のみ設置されている
在来線改札内コンコースには待合スペースが設けられている
東京・仙台方面から函館・札幌方面へ乗り継ぐ場合は、階段・エスカレーター・エレベーター等を利用しての乗り換えとなる
在来線ホームは2面4線となっており、列車の行き違い・折り返しが可能である。当駅には特急列車を含む全ての列車が停車する。渡島大野駅時代は普通列車のみが停車する無人駅であったことを考えると大出世したといえる。
当駅は新幹線における函館市の玄関口であり、函館駅までのアクセス列車として「はこだてライナー」が運行されている
はこだてライナーは専用ホームである1番のりばから発着する
当駅では道内の他駅でも導入例が見られるシンボルマーク&アルファベット&カラーを活用した案内サインが導入されている
特急列車の発車標に号車毎の乗車位置が示されており、近年急増する外国人観光客に理解しやすい案内がなされている
渡島大野駅時代、駅構内に設置されていたレンガ倉庫が駅前に保存されている。駅名を変え、駅の姿は変わってしまっても「渡島大野駅」として100年以上営業してきた長い歴史を物語る唯一の生き証人である。

—————————————
所在地:北海道北斗市
乗入路線
北海道新幹線
函館本線

中ノ沢駅

函館本線の駅、中ノ沢の改札画像です。

駅名標。当駅は利用者僅少により2024年春のダイヤ改正での廃止が決定している。
当駅にもホーロー縦型駅名標が残っていた
駅舎。北海道内でよく見る貨車を転用した駅舎となっており、外壁は青と緑に塗られている
駅舎内部は待合室となっている
駅舎内部の様子
ホームは相対式2面2線となっている。かつては中線があったと思われるが現在は撤去されている
ホーム同士の行き来は構内踏切にて行う

—————————————
所在地:北海道山越郡長万部町
乗入路線
函館本線

七飯駅

函館本線の駅、七飯の改札画像です。

駅名標。当駅は函館本線の本線と藤城支線の分岐駅である。藤城支線は勾配を緩和するために設けられた支線であり、勾配を上る下り列車のみが使用する。貨物列車は下りの全列車が藤城支線を経由する。旅客列車は一部の普通列車に藤城支線経由の列車が存在する。
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されていた。
駅舎。鉄筋コンクリート造りの駅舎である。
当駅の1種駅名標は赤色の国鉄風立体文字となっている。
改札口。当駅は有人駅となっており、係員による集改札が行われる。
当駅にはみどりの窓口および自動券売機が設置されている。
駅舎内部は待合室となっている。
当駅構内には各方面別の時刻表があり、東は釧路、西は新潟、南は東京、北は稚内まで、広範囲が掲載されているようである。
ホームは2面3線となっている。函館本線は函館ー当駅間が複線区間である。当駅以北は本線・藤城支線ともに単線区間となる。
ホーム同士の行き来は跨線橋にて行う。
跨線橋内部には手書き看板も設置されている。
2番のりば・3番のりばを示す手書き看板
当駅には複数の看板案件があり、駅事務室の扉には手書きの駅長事務室看板が取り付けられていた。
当駅の手洗所には国鉄時代に設置されたと思われる手洗所看板が残っていた。
駅舎ホーム側には駅名のひらがな立体文字が残っていた。
当駅から新函館北斗・大沼方面を望む。左側へ分岐する線路が藤城支線、右側へ分岐する線路が本線である。本線は隣の新函館北斗駅まで電化されているのに対し、藤城支線は非電化であることがわかる。藤城支線は当駅を出たのち、本線を高架でまたぎ新函館北斗駅を経由せず大沼駅へと至る。

—————————————
所在地:北海道亀田郡七飯町
乗入路線
函館本線
函館本線(藤城支線)

大中山駅

函館本線の駅、大中山の改札画像です。

駅名標
当駅にもホーロー縦型駅名標が設置されている
駅舎。近年改築された地平駅舎となっている。
当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。自動券売機が設置されている。
駅舎内部は待合室となっている。
駅舎内部の様子
ホームは相対式2面2線となっている。
駅舎のない駅西側からも出入り可能な出入り口が設けられている。
新函館北斗・大沼・森方面ホーム上には西口側出入り口および跨線橋に通じる出入り口が設けられている。
当駅の跨線橋はホーム同士を結ぶ跨線橋と東西自由通路が一体化した構造となっている。

—————————————
所在地:北海道亀田郡七飯町
乗入路線
函館本線