飯能駅

西武池袋線の駅、飯能の改札画像です。

駅名標。当駅は西武池袋線における主要駅であり、多くの列車が当駅始発・終着となっている。当駅はムーミンバレーパークの最寄駅であり、駅名標にはその旨が記載されムーミンのイラストも入っている。
飯能駅名
ムーミンバレーパーク開業前の駅名標。西武の通常デザインの駅名標である。当駅はスイッチバック構造となっており、上下線の列車は同じ方向に発車する。特急列車等、当駅をまたがって運転する列車は当駅で方向転換を行う。
自立式駅名標。時刻表一体型の横長タイプの駅名標とは別デザインのムーミンイラストが入っている。
駅舎。駅ビル「西武飯能PePe」とホテルが入居する。ホテルは以前は西武系列のプリンスホテルであったが、現在はプリンスが撤退し非西武系列のホテルが入居する。
飯能南口駅舎
南口駅舎
改札口。自動改札機が導入されている。駅舎の内装は北欧をテーマとしたテーマパーク「メッツァヴィレッジ」の開業に伴いリニューアルされた。フィンランドデザインを取り入れ、飯能の自然と歴史・文化との親和性を図ることを目指したデザインとなった。
飯能改札
フィンランド化される前の改札口。フィンランド化された現在と比べると暖かみに欠けるデザインであった。
特急ホーム専用改札口。5番ホームは特急専用となっており、立ち入るには特急券が必要。特急列車発着時にはこの改札で特急券の改札が行われる。
飯能特急ホーム
フィンランド化前の特急改札口。現在は発車標が液晶タイプであるが、以前はLED式であったことがわかる。
リニューアル後の駅舎内天井。フィンランドのデザイナーがデザインした。空間全体を使い、観光客も地元民もそれぞれ行きたい方向に誘導できる環境づくりを目指したとのことである。鳥はカモメをモチーフとしており、誘導を促すよう設置されている。
駅舎内のシャッターはムーミンバレーパーク仕様にデザインされている。ムーミンバレーパーク開業によって、飯能が秩父・川越に次ぐ埼玉第3の目玉観光地となりうるのか、今後に注目したい。また、秩父・飯能・川越は全て西武沿線にあり、西武線を活用した周遊観光による活性化も期待できる。
ムーミンバレーパークやメッツァヴィレッジへは当駅北口バス乗り場からバス連絡となる。
1・2番ホームへの階段。「葦」をモチーフとしたデザインとなっている。
駅舎内にはフィンランドの自然や観光地をイメージしたポスターも飾られておりフィンランド感を感じさせる。右のポスターには森と湖の国・フィンランドで最大の湖であるサイマー湖のイラストが描かれる。
フィンランドの首都・ヘルシンキのランドマーク、ヘルシンキ大聖堂が描かれたポスターもある
様々な種類のフィンランドポスターが貼られている
ホームは3面5線。当駅は西武池袋線における運行上の拠点駅。池袋方面、秩父方面からの列車は特急を除いたほとんどの列車が当駅を始発・終着とする。ホームもリニューアルされており、「春」「夏」といった季節をモチーフとしている。木材は地元・飯能の西川材を使用している。
当駅はスイッチバック構造となっており、線路は当駅の西側で途切れている。そのため全ての列車が当駅に停車し、当駅をまたがって運転する列車は当駅で方向転換を行う。
当駅から東側を望む。スイッチバック構造のため池袋方面・秩父方面ともに東側へと発車する。池袋ー当駅間は複線区間であるが、当駅ー西武秩父間は単線区間となる。左にカーブする単線の線路が秩父方面、右にカーブする複線の線路が池袋方面である。
取材時、秩父方面から西武の観光列車「52席の至福」の回送列車がやってきた。

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所在地:埼玉県飯能市
乗入路線
西武池袋線

東飯能駅

JRと西武池袋線の駅、東飯能の改札画像です。

JR八高線駅名標。通称「ヒガハン」。当駅はJR八高線と西武池袋線の連絡駅である。
自立式の駅名標はデザインが異なり、年季が感じられる。
西武線駅名標。西武線においては隣の飯能駅がターミナル駅となっている。
駅舎。当駅は飯能駅と並び飯能市中心部に位置する飯能の玄関口の1つである。
JR八高線改札口。近年までみどりの窓口が営業していたが現在は閉鎖されている。
JR八高線改札口。大宮・川越・八王子方面へはJR利用が便利。
西武線改札口。池袋・所沢・秩父方面へは西武線利用が便利。
西武線改札口
自由通路の様子。JR線と西武線は改札こそ分離されているが駅舎自体は同じ橋上駅舎内に入居する。
JR側から見たホームの様子。JRホームは島式1面2線で行き違い可能。
西武線側から見たホームの様子。西武線とJR線のホームは隣接している。西武線ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可。池袋線・秩父線の各駅では唯一の棒線駅である。

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所在地:埼玉県飯能市
乗入路線
八高線
西武池袋線

高麗駅

西武池袋線の駅、高麗の改札画像です。

駅名標。「高麗」と書いて「こま」と読む難読駅名。周辺ではJR八高線「高麗川」駅も同様に「こまがわ」と読む。
駅舎。ホームより少し低い位置に駅舎と駅前広場がある。
改札口。扉付き自動改札機が設置されている。扉付き自動改札機が各駅に導入されているのは池袋から当駅までである。西武秩父駅には自動改札機があるが、武蔵横手ー横瀬間の各駅はIC専用簡易改札機での対応となる。
ホームは島式1面2線で行き違い可能
当駅を含む飯能ー西武秩父駅間の普通列車は秩父線用の4000系車両が主に使用される。スマイルトレイン等の通勤用車両と異なり、車内はボックス席が主体の山岳路線仕様となっている。1編成は4両で、2編成繋いで8両で運行されることもある。
当駅周辺は高麗郷と呼ばれる地域で、1300年ほど前に高句麗からやって来た渡来人が移住してきた地域である。当駅前には高麗郷の歴史に関する看板が設置されている。
当駅の駅前には高麗神社にちなみ「天下大将軍」「地下女将軍」と書かれた、北朝鮮・韓国における道祖神である「将軍標」が設置されている。

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所在地:埼玉県日高市
乗入路線
西武池袋線

武蔵横手駅

やぎのいる駅、武蔵横手の改札画像です。

駅名標
駅舎。三角屋根の小ぢんまりとした駅舎である。
改札口。有人駅でIC専用簡易改札機設置。集札は行うが改札は行わない。
駅舎内部
駅舎とホームは構内踏切で結ばれる
ホームは島式1面2線で交換可能
当駅は「ヤギのいる駅」として知られる。当駅構内の西武鉄道の社有地の雑草刈りを行う目的で飼育されており、草刈機を使用する場合と比べCO2削減の効果がある。最盛期には4頭が飼育されていたが、3頭が死亡し現在は1頭のみの飼育である。
取材班が訪れた際にヤギは休憩中であった。
ヤギの飼育スペース内にはヤギさんの井戸がある。

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所在地:埼玉県日高市
乗入路線
西武池袋線

東吾野駅

西武池袋線の駅、東吾野の改札画像です。

駅名標
駅舎。小ぢんまりとした駅舎となっている
駅前風景。自然豊かな環境下に集落が広がっている。
改札口。IC専用簡易改札機設置の有人駅。集札は行うが改札は行わない。
駅舎とホームは構内踏切で結ばれる。
ホームは島式1面2線で交換可能
ホームの屋根は歴史を感じさせる造りとなっている

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所在地:埼玉県飯能市
乗入路線
西武池袋線