汐見橋駅

南海汐見橋線の駅、汐見橋の改札画像です。

駅名標。南海電車の駅としては最も北にある駅である。当駅は南海高野線の正式な起点駅であるが、高野線の当駅ー岸里玉出駅間は「汐見橋線」として支線化されており、大阪市内でありながら2両編成の列車が30分間隔で運行されるローカル線然とした運行形態となっている。
駅舎。鉄筋コンクリート造の駅舎となっている。
近年駅舎の外装がリニューアルされ、外壁にアートが描かれた。
リニューアル前の駅舎の様子。イラスト等のない、シンプルな外観であったことが伺える(2013年頃取材)
改札口。有人駅であり、自動改札機2通路が設置されている。
改札口頭上には「南海沿線観光案内図」として、南海沿線のイラスト入りの古い路線図が掲示されており、当駅の長い歴史が垣間見える。
以前の改札口の様子。当時は旧型自動改札機(ボロバー)であったことがわかる。また、南海沿線観光案内図は現在のものと異なり、部分的に破れていたこともわかる。(2013年頃取材)
きっぷうりばの様子。出札窓口と自動券売機が設けられている。
駅舎内部の様子。かつての駅事務室の跡と思われる痕跡もみられる。
駅舎内には待合室やベンチ等は特段無く、広々とした空間が広がっているのみである。
ホームは島式1面2線となっている。
線路は当駅で行き止まりとなっている。

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所在地:大阪市浪速区
乗入路線
南海高野線(汐見橋線)

和歌山港駅

南海和歌山港線の駅、和歌山港駅の改札画像です。

駅名標。和歌山港線は現在、和歌山市ー当駅間1駅のみの路線で当駅が終着駅だが、以前は水軒駅が終着駅で、和歌山市ー和歌山港間には久保町・築地橋・築港町の2駅があった。しかし、利用者僅少につき当駅以外の4駅は全て2005年までに廃止され、終着駅も水軒駅から当駅に変更となった。
駅舎。和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーの和歌山側の発着港である和歌山港の最寄駅であり、南海フェリーとの連絡運輸を行なっている。鉄筋コンクリート造りの駅舎は南海フェリーのターミナルと直結している。
駅前に木が植えられているため1種駅名標は見難いが、趣ある雰囲気の書体となっている。
改札口。無人駅であり、自動改札機が2通路設置されている。明石海峡大橋の開通に伴い、関西ー四国間の連絡は高速バスが主流となったため、南海フェリー及び当駅の利用者数も減少傾向である。
改札機が2通路の割には改札口は広々としており、かつては改札機が多く設置されていたものと思われる。
きっぷうりばの様子。無人駅のため窓口営業は行っておらず、自動券売機も1台のみの設置である。
駅舎内部の様子
改札内コンコースの様子。待合スペースが設けられている。
改札内コンコースから改札口方向を望む
ホームは島式1面2線となっている。
ホームに設置の発車標は近年急速に数を減らしているパタパタ式のものである。しかし当駅を含め、南海電車や近鉄電車の駅では比較的残存例がみられる。
当駅の時刻表。和歌山市駅からの南海本線なんば方面の列車は頻繁に運行されているのに対し、和歌山港線の列車は本数が少なく、1時間に1〜2本程度の運行にとどまる。和歌山港線の列車は南海フェリーとの接続を考慮して運行されているようである。
当駅では南海フェリーとの連絡を行っており、駅舎はフェリーターミナルおよび桟橋まで連絡通路で直結している。
連絡通路入口の様子
フェリー桟橋への連絡通路の様子。南海電鉄では南海電車と南海フェリーがセットの割引乗車券「とくしま好きっぷ」を発売している。鉄道とフェリーを乗り継いで、高速バスとはひと味違った旅を楽しんで見てはいかがだろうか。
当駅駅舎に隣接している南海四国ラインの和歌山港フェリーターミナルの様子。当駅の駅舎より立派な建物となっている。
きっぷうりばの様子。窓口でフェリーの乗車券の購入が可能である。
フェリーターミナル内の待合室の様子。当駅の駅舎とは直結しているため、当駅の待合室としても利用できるかもしれない。
フェリー乗船券の自動券売機。自動車・二輪車を航送する場合は窓口での購入が必要だが、旅客運賃のみの場合は自動券売機で乗船券が購入できる。券売機の横には南海フェリーキャラクターである「阿波野まい」(左)と「高野きらら」(右)の等身大パネルが置かれている。
売店のシャッターには南海フェリーのイラストが入っているが、少し歴史を感じさせる雰囲気が感じられるものである。
このほか、フェリーターミナル内には桟橋へは階段を上がるよう案内する手書き看板も設置されている。

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所在地:和歌山県和歌山市
乗入路線
南海和歌山港線

東松江駅

南海加太線の駅、東松江の改札画像です。

駅名標
木製の駅名標。当駅を含む加太線の各駅には、通常の駅名標のほか木製の駅名標も設置されている。
駅舎。開業当時からのものと思われる木造駅舎となっている。
駅舎の様子
現在、改札口は駅舎から移設され、駅舎は待合室としてのみ使用されている。
ホーム側から見た駅舎内部の様子
改札口は駅舎から構内踏切を渡った先にある。なお、この構内踏切は自由通路同然の使い方をされており、地元住民がチャリや徒歩で頻繁に通過している。
改札口。有人駅となっており、簡易型の自動改札機が設置されている。
ホームは島式1面2線となっており、列車の行き違いが可能である。
ホームに設置されている番線標は手書きのものとなっている。
2番線の番線標も手書きとなっている。

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所在地:和歌山県和歌山市
乗入路線
南海加太線(加太さかな線)

中松江駅

南海加太線の駅、中松江の改札画像です。

駅名標
駅舎。木造の小ぢんまりとした駅舎となっている。
当駅に設置された1種駅名標
改札口。有人駅となっており、自動改札機が2通路設置されている。
切符売り場の様子。窓口があるほか、自動券売機も設置されている。
駅舎からホームへは構内踏切を渡る必要がある。
駅舎から見たホームの様子
ホームは島式1面2線となっており、列車の行き違いが可能である。

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所在地:和歌山県和歌山市
乗入路線
南海加太線(加太さかな線)

八幡前駅

南海加太線の駅、八幡前の改札画像です。

駅名標
当駅を含む加太線の各駅には、通常の駅名標の他に木製の駅名標も設置されている。
駅舎。開業当時からのものと思われる木造駅舎となっている。
当駅に設置されている1種駅名標。南海電車の現行タイプとは異なる。
改札口。有人駅となっており、自動改札機が2通路設置されている。
ホームは相対式2面2線となっており、列車の行き違いが可能。
紀ノ川・和歌山市方面ホームへは構内踏切を渡る必要がある。
当駅ホームに設置されている柵は、愛称の「加太さかな線」にちなみ、魚の絵が見えるような塗装がなされている。

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所在地:和歌山県和歌山市
乗入路線
南海加太線(加太さかな線)