電鉄石田駅

富山地方鉄道本線の駅、電鉄石田の改札画像です。

駅名標。2019年春に駅番号が導入されたが、従来の駅名標にステッカーを貼り対応している。
駅番号導入前の駅名標。経年に伴い塗装や文字部分が劣化している。
駅舎。三角屋根が特徴的な駅舎は歴史と趣を感じさせる。
改札口跡。現在は無人駅となっており改札口は存在しない。
かつて窓口があったと思われる箇所は板で塞がれている。また、いつ行われたか不明のサーカスの興行広告も窓口塞ぎに利用されている。
駅舎内の待合スペース
駅舎からホームへの通路
黒部・宇奈月温泉ホーム入口付近。エモさが感じられる
ホーロー製と思われる乗り場案内も残り、「電鉄黒部」の表記が目隠しの上に書かれている。電鉄黒部駅は1989年まで電鉄桜井駅であったため、目隠しの下には電鉄桜井の表記が残っているものと思われる。
魚津・上市・富山方面ホーム入口にも金属製の乗り場案内が残るが、表示がかなり消えかけてしまっている。
ホーム屋根の柱部分にはホーロー製の縦型駅名標も残っている。
その他、ホーム待合所付近にも歴史を感じさせる看板が残っている。
ホームは相対式2面2線で行き違い可能である。
魚津・上市・富山方面ホームへは構内踏切を渡る必要がある。
ホームから望む構内踏切

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所在地:富山県黒部市
所属路線
富山地方鉄道本線

経田駅

富山地方鉄道本線の駅、経田の改札画像です。

駅名標。2019年春に駅番号が導入されたが従来の駅名標にステッカーを貼り対応している。
駅番号導入前の駅名標。英語表記を書き換えた跡が残っている。
駅舎。重厚な瓦屋根の木造駅舎が残る。当駅の駅舎は開業当時のものではなく、1940年に富山電気鉄道石田港線の石田港駅を移築したものである。
改札口。かつての改札跡が残る。また付近に高校がある為、平日の7:00~8:30までは駅員が配置される。
駅舎内部。かつて窓口であったと思われる場所は板で塞がれている。
駅舎内の待合スペース。座布団の置かれた木製のベンチが趣を感じされる。
改札口付近にはエモい看板がいくつかある。駅舎内には木製の「お願い」看板とホーロー製と思われる「途中下車できませんから」看板があり…
駅舎の改札内には木製の「定期券拝見」看板が残る。
また、ホーロー製の縦型駅名標も一部のみであるが残っている。これらの看板は地鉄電車の木造駅舎残存駅で比較的よく見ることができる。
ホーム側から見た駅舎の様子。非常に趣ある雰囲気が漂う魅力的な駅舎である。
ホームへは階段を上がってアプローチする。
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可。
ホーム上の待合所は水色に塗装されており非常に特徴的である。
待合所もまた、歴史を感じられる造りとなっており…
木製のベンチに座って電車を待つことができる。
駅前にはトイレがあるが、こちらは駅舎とは対照的に近年建てられたものとなっている。

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所在地:富山県魚津市
所属路線
富山地方鉄道本線

新魚津駅

富山地方鉄道本線の駅、新魚津の改札画像です。

駅名標。2019年春に駅番号が導入されたが、従来の駅名標にステッカーを貼って対応している。
駅番号導入前の駅名標
吊り下げ式の駅名標には駅番号ステッカーが貼られていない。
駅舎。ホームの黒部寄りに駅舎があり、駅舎へは地下通路で連絡する。あいの風とやま鉄道魚津駅との乗換駅でもある。
改札口。有人駅であり、IC専用自動改札機が設置されている。
駅舎内部。自動券売機も設置されている。ホーム端に駅舎があることから駅舎内は非常に手狭となっている。
ホームは島式1面2線で行き違い可能。
ホーム屋根は古レールを利用しており歴史が感じられる構造である。
当駅から望むあいの風鉄道魚津駅。奥に見える跨線橋とホームがあいの風鉄道魚津駅である。かつては当駅と跨線橋で結ばれているが現在は切り離されている。かつて日本カーバイド工業専用線があったためか、非電化の側線が多数ある。
当駅構内には地鉄電車⇔あいの風鉄道を結ぶ唯一の渡り線がある。かつては富山駅にもあったが、あいの風鉄道富山駅の高架化に伴い消滅した。

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所在地:富山県魚津市
所属路線
富山地方鉄道本線

電鉄魚津駅

富山地方鉄道本線の駅、電鉄魚津の改札画像です。

駅名標。当駅は魚津市の旧市街地への最寄駅である。魚津市の代表駅はあいの風とやま鉄道の魚津駅及び隣の駅である地鉄本線の新魚津駅である。
駅舎。当駅は富山県内で最初に開業した高架駅である。
改札口。IC専用自動改札機が設置されている。また土日祝は無人化されている。
改札口から階段を登ってホーム階に上がってきた場所には待合スペースがある
待合スペース内部
ホームは単式1面1線の棒線駅で行き違い不可。横の線路はあいの風とやま鉄道である。ホームは地鉄電車のみに設けられておりあいの風鉄道の駅は存在しない。

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所在地:富山県魚津市
所属路線
富山地方鉄道本線

西魚津駅

富山地方鉄道本線の駅、西魚津の改札画像です。

駅名標。2019年春に駅番号が導入されたが、以前の駅名標にステッカーを貼り付けたのみである。
駅番号導入前の駅名標
駅舎。歴史と趣が感じられる木造駅舎が現役で使用されている。
駅舎の駅名表示は、「驛津魚西」と右書きの旧字体であり、非常に貴重なものとなっている。
改札口跡。現在は無人駅となっており改札口は存在しない。ホームへはダイレクトに入ることができる
改札口
かつての窓口跡は封鎖されてしまっているが、木製のラッチ跡は現在も残る
改札口跡をホーム側から望む。魚津水族館への歓迎看板が設置されているが、当駅は魚津水族館の最寄駅である。なお魚津水族館は日本に現存する水族館としては最も歴史ある水族館である。
駅舎内部。待合スペースとなっている
置かれている木製のベンチも歴史が感じられるものとなっている
待合室のベンチには座布団が置かれており古い駅舎ながらきちんと大切に管理されている印象を受ける
駅舎からホームへの通路もレトロな雰囲気が感じられる。
上市・富山方面ホームへは構内踏切を渡る必要がある
ホームから構内踏切を望む
ホームは相対式2面2線で行き違いが可能である。かつては当駅始発・終着となる列車もあったようである
当駅のホームは石積みのホームとなっていることがわかる
あいの風とやま鉄道が当駅の横を通過するが、駅は地鉄電車のみに設けられている。西滑川ー電鉄黒部間では地鉄電車とあいの風鉄道が近接しているが、あいの風鉄道の1駅間に地鉄電車の駅が約3〜4箇所ある。
ホームにはエモいのりば案内表示が掲げられている
駅構内の広告も歴史が感じられ、「曜」「後」「魚」の文字が略字となっている
当駅に停車する宇奈月温泉行き普通電車。車両は元京阪のテレビカーが使用され、京阪時代とは色が違うものの現在でも元気に走っている。
ホームから見た駅舎の様子。非常にレトロでエモい駅舎であることがよくわかる。
ホームから駅舎への移動は駅構内踏切にて行う。
ホームの柱にはホーロー製の縦型駅名標が残る。広告は富山県東部有数の酒蔵・皇国晴(みくにはれ)酒造のものとなっている。
駅前には駅周辺案内があり、魚津水族館・ミラージュランドが徒歩10分であることが案内されている。

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所在地:富山県魚津市
所属路線
富山地方鉄道本線