東滑川駅

あいの風とやま鉄道の駅、東滑川の改札画像です。

山側の駅名標。あいの風鉄道の駅名標は山側と海側で色が異なり、山側は青色である。山側を向く駅名標の背景は海となるため、青色となっている。
 
 

海側の駅名標。山側が青色なのに対し、海側は緑色である。これは、海側を向く駅名標の背景が山であるため、山の色に合わせ緑色となっている。
JR時代の駅名標
駅舎。小ぢんまりとした駅舎は近年改修工事が行われ、外観が美しくなった。

改修前の駅舎。現在の駅舎と同じ建物であるが、外観が変わっていることがわかる。
JR時代の駅舎。JR西日本の駅であることを示す、ロゴ等は特に貼られていなかった。

改札口。IC専用簡易改札機設置の無人駅である。あいの風鉄道では数少ない無人駅の1つであり、利用者数も下から数えた方が早い。
あいの風鉄道移管後、駅舎改修前の改札口。IC専用簡易改札機設置の無人駅であることは現在と変わらないが、窓口跡が残っていたり、内装の造りに歴史が感じられたりと、改修後と印象は随分異なる。
JR時代の改札口。ICOCAはあいの風鉄道に移管後導入されたため、JR時代は完全な無人駅であり、改札は存在しなかった。
駅舎の改修に伴い、新たに自動券売機が設置された。
駅舎内部は待合室となっている。
ホームは相対式2面2線となっている。

 
駅舎から富山方面ホームへは構内踏切を渡る必要がある。

ホームから見た構内踏切の様子
また、当駅の真横を地鉄電車が通るが、駅は設けられていない。当駅から最も近い地鉄電車の駅は越中中村駅で、当駅から約550m、徒歩6〜7分の場所にある。なお、隣の魚津駅、滑川駅で乗り換え可能なため、乗換駅には指定されていない。
地鉄電車と逆サイド、黒部・泊方面ホームの横には用途不明の謎の線路がある。
当駅駅前から海側を望む。奥には青々とした日本海を望むことができる。駅から海岸線までは約1km離れている。

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所在地:富山県滑川市
乗入路線
あいの風とやま鉄道

越中宮崎駅

あいの風とやま鉄道の駅、越中宮崎の改札画像です。

山側駅名標。あいの風鉄道の駅名標は山側と海側で色が異なり、山側は背景が海となるため青色である。当駅は富山県最東端の駅であり、あいの風とやま鉄道管轄の駅としても最東端である。
海側駅名標。山側が青なのに対し、海側は背景が山となるため緑色である。東隣の市振駅は新潟県となり、えちごトキめき鉄道管轄となる。当駅ー市振間の県境区間は、あいの風・えちトキいずれのフリーきっぷでも区間外となることが多い。
JR時代の駅名標
駅舎。副駅名「ヒスイ海岸駅」にちなんでか、駅舎の色合いがヒスイっぽい青緑基調となっている。
JR時代の駅舎。現在と外観の違いは駅名標が交換された程度で、大きな違いはない。
改札口。IC専用簡易改札機設置の無人駅。当駅はICOCAエリアの最東端にあたり、当駅以東の糸魚川方面へは交通系ICの利用ができない。逆に、当駅以西では山口県の山陽本線・南岩国駅までの各駅にICカードが導入されている。当駅ー南岩国間の距離は実に764.6kmにおよび、ICカードのエリアとしては日本一広い。
JR時代の改札口。ICOCAはあいの風鉄道移管後に導入されたため、JR時代は改札のない無人駅であった。
改札内から改札口を望む。集札箱が置かれている。
駅舎内部。かつての窓口跡には観光案内所が入居しており、臨時でヒスイ海岸等の観光案内を行なっているようである。
駅舎内部は待合室となっている。また、県境の無人駅には珍しくコインロッカーも設置されている。
駅舎からホームへは跨線橋を渡って移動する。
ホームは島式1面2線となっている。
ホームの端は立ち入り禁止となっており柵がなされているが…
立ち入り禁止看板に入っているあいの風鉄道のロゴが通常と異なる。通常は〜が縦に2つ並べられているが、この看板では横に〜が2つ並んでいる。
当駅に進入する糸魚川方面への普通列車。県境越えの流動が少ないのもあり、単行か2両での運転である。当駅はあいの風鉄道の駅であるが、ほとんどの列車がえちごトキめき鉄道の車両で運行される。あいの風鉄道の車両で運行される富山方面からの列車は、朝夕の一部列車を除けば、ほとんどが西隣の止まりとなる。
当駅駅前の様子。お食事処があり、越中宮崎名物である「たら汁」を食すことができる。当駅周辺には他にもたら汁の店があり、国道8号線沿いにはドライブイン感覚で複数の店舗が立地している。
駅前には、「ヒスイテラス」と名付けられた複合施設があり、ヒスイ海岸観光の拠点として使用されている。
当駅駅前すぐにあるヒスイ海岸。礫海岸であり、名前の由来は糸魚川市を流れる姫川の上流から流れてきたヒスイがこの海岸付近で打ち上げられることから。しかし、ヒスイを探しても見つけられるのはごく稀である。夏季は海水浴・キャンプ等でも賑わう。
ヒスイ海岸から東側を望む。奥にそびえる山々は天険・親不知であり、国道8号線や北陸道がへばりつくように通っていることがわかる。親不知は地理的・文化的に東日本・西日本を分けるとされており、そう言った意味で当駅は、富山県最東端の駅のみならず、西日本最東端の駅とも言えるかもしれない。

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所在地:富山県下新川郡朝日町
所属路線
あいの風とやま鉄道
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)

能町駅

氷見線の駅、能町の改札画像です。

駅名標。当駅は氷見線のほか、貨物線である新湊線が乗り入れる。また近くに万葉線の新能町電停があり、徒歩で乗り換えが可能。
駅舎。趣のある木造駅舎を有する。

 
 

当駅は無人駅となっており、改札口は存在しない。
駅舎内部。自動券売機があるほか、ベンチがあり待合スペースが設けられている。
窓口跡の様子。かつてはJR貨物が業務委託を行っていたが、現在は無人駅となっているため封鎖されている。
 
駅舎からホームへは構内踏切を渡る必要がある。
ホームは島式1面2線となっており、列車の行き違いが可能である。当駅から貨物線である新湊線が分岐するため、駅構内は広い。
当駅構内には「踏切降下はよいか」と書かれた手書き看板が設置されている。
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所在地:富山県高岡市
所属路線
氷見線

雨晴駅

国定公園・雨晴海岸最寄り駅、雨晴の改札画像です。

駅名標。当駅は、富山湾越しに立山連峰を望むことができることで知られる景勝地・雨晴海岸の最寄駅である。
べるもんた駅名標。当駅には氷見線・城端線を走る観光列車「べる・モンターニュ・エ・メール」(通称:べるもんた)が停車する。べるもんた駅名標には、雨晴海岸のシンボル・義経岩と、富山湾越しに見える立山連峰が描かれている。
このほか、JRが公式に設置している上記2種類の駅名標に加え、駅舎外側には別タイプの駅名標も設置されている。これは、おそらく地元・高岡市が設置しているものと思われるが、詳細は不明。
駅舎。1912年(明治42年)に中越鉄道の駅として開業した当時のものと思われる木造駅舎が使用されている。
改札口。当駅ではICOCA等の交通系ICは利用不可となっている。
ホーム側から見た改札口の様子
当駅は地元・高岡市委託の有人駅となっており、窓口で乗車券の購入が可能である。窓口は観光案内所も兼ねている。
駅舎内部は待合室となっている。ストーブの置かれた待合室はそこはかとなくエモい雰囲気が感じられる
ホームは相対式2面2線となっており行き違い可能である
ホームは相対式2面2線となっており行き違い可能である
伏木・高岡方面ホームである2番のりばへは構内踏切を渡る必要がある
構内踏切より奥にもホームの一部らしき構造物があり、以前はホームの長さは現在よりさらに長かったと思われる。また、現在使用されている構内踏切はホームの一部を削って新設されたことが伺える。
ホームから高岡方面を望む。天気が良ければ当駅ホームからも富山湾越しに美しい立山連峰を望むことができる。
当駅ー越中国分間では、氷見線は海沿いを走るためより海に近い位置から立山連峰を望むことができる。立山連峰は冬季の晴天時に見えやすい傾向があるが、見えるかどうかは運次第である。
当駅構内にももじ鉄案件がちらほら存在する。ホームの番線標は木製のものと思われる。
2番のりばの番線標
改札外にある手洗所の入り口には、国鉄時代から残ると思われる手洗所案内看板がある。

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所在地:富山県高岡市
所属路線
氷見線